話をちょっと戻して、中学生の頃にもう少し触れておきます。
中学生の頃は、ぼんやりな自分を鍛えるため!と奮い立ち、
通った中学で一番厳しいと言われていたバスケット部に入りました。
意気込んで入ったものの、練習も人間関係も大変でした。
自分も周りも思春期。
挫けそうになりながら、3年間続けました。
がんばった先には、きっと素晴らしいものが待っていると思っていました。
でも、がんばった先には「がんばった」という事実だけしかなく、素晴らしいものなんて何もなかった……、
と、中学卒業後、結構長い間、そう思っていました。
だけど今は言い切れます。
がんばったことが無意味なんてことはない!!
って。
思った通りの結果にならなくたって、一途にがんばったことが無駄になるわけないんです。
確実に、自分の力になっています。
それはしばらくしてから実感できることなのですが。
その後の人生で、辛いとき、苦しいときに、その頃培った底力が湧き出てくるのを感じます。
しかし当時は、中学生活3年間がとても大変だったと感じていたので、
進学した高校では運動部には入らない、今度こそ学生生活を楽しく過ごそう!と考えていました。