周りの人は驚いていました。
まず、アフリカに一人で行ってきたことに驚き、
いきなり占い師になったことに驚いていました。
ともあれ、
初めて占いをしてお金をいただいたのは
お世話になったお店主催のコンサートが行われたときでした。
コンサートの前後、休憩時間などに余興としてやりました。
「今日は占い師さんが来ているので、興味あったらぜひやってみてください」
とMCしていただき、
休憩時間とコンサートが終わった後、占いをしました。
ワンコイン占いでした。
その後、そのお店で打ち上げのようなことをやり、
そこでも何人も占いました。
「おもしろい!」
と言っていただき、喜んでいただき、
とてもうれしかったです。
最初のころから、今でもそうですが、
占いをするときは、私は伝える役目をするだけだと思っています。
ただ、同じことを伝えるのでも伝え方というのがあるので、それは考えます。
全力で伝えます。
そして、お悩みがあっての占いであっても、
占い師が答えを知っているのではなく、
悩むことの答えは、その本人の中にしかありません。
占い師はその答えに気づくお手伝いをするだけです。
お金をいただいたら、それはもうプロです。
そんなふうに、私の占い師としての仕事は始まりました。