Lifework〜ライフワークで暮らす〜

好きなことを仕事にするためやってきた体験などを綴ります。私のライフワーク”伝えること”で、体験が少しでもお役にたてたらと思っています。

思うこと

価値観がわかる心理テストで結果が逆転!?川を渡る女

投稿日:2018年1月9日

何年も前に話題になった心理テストらしいのですが、私は昨年知って、人それぞれの解釈の違いに驚きました。

そしてさらに、別バージョンがあることを知り、自分の心理テスト結果も大逆転。人の心の複雑さについて考えてしまっています。



L子とM男とH男と船頭2人「川を渡る女」

この心理テストは、ネット上で複数公開されていますが、「川を渡る女」という名前がついていることもあるようです。

最初に知ったバージョンを紹介します。

L子とM男は互いに愛し合っていました。

二人は大きな川を隔てて隣同士の村に住んでいました。

川に橋は無く、会う時は渡し舟を利用していました。

大きな台風が来て、川が氾濫し、洪水が二つの村を襲いました。

かなり大きな被害になり、死傷者がたくさん出て、お互いに消息がつかめません。

L子はM男のことが心配でたまらず、嵐の中を船着場まで行き、船頭Pに必死に頼みました。

「命をかけるんだから、500万円くれたらやってみるけど」

L子はそんなお金を持っていなかったので、別の船頭Sに頼みました。

「わかった、でも、死ぬかもしれないので、君を一度だけ抱かせてくれ」

彼女は大いに悩みましたが、船頭Sに体を与えました。

向こう岸に無事渡ったL子はM男を見つけることができました。

船頭Sとの行為を打ち明けたとたん、M男は、

「そんな女性とはつき会えない、別れよう」

「私はあなたが心配でたまらず、死を覚悟して渡ってきたのに」

L子は失意の元、村へ帰り、泣き明かしました。

彼女のことが好きだったH男は、泣いている彼女に

「どうしたの?」と尋ねました。

一部始終を聞いたH男は、彼女をなぐさめ、やがて二人は結ばれて幸せな家庭を築きました。

※さて、この5人の登場人物を好きな順番に並べて下さい。

重要視するのは、1番目と5番目

5人の登場人物を好きな順に並べてみましたか?

並べてみたところで――、

さて、この心理テストの種明かしをします。

5人の登場人物、L子、M男、H男、船頭S、船頭Pがなにを表しているのかというと、下記の通り。

L子⇒LOVE(愛)

M男⇒MORALS(道徳)

H男⇒HOME(家庭)

船頭S⇒SEX(性欲)

船頭P⇒PROFIT(お金)

 

ここで重要視するのは、一番好意を持てる(共感できる)人物と、一番嫌い(共感できない)人物だそうです。

2~4番目は、そのときの気分で変わる可能性があるけれど、”一番嫌い”と”一番好き”は大きく変わることがないというので。

”一番嫌い”と”一番好き”を、どう解釈するか?

心理テストの結果をどう解釈するのかなのですが、単純に、

「自分が一番大切に思っているのは●●なのね」

「自分が一番価値を感じていないのは××なのね」

と知ることにもつながります。

しかし「一番嫌いな(共感できない)ものに着目!」という受け止め方もあるようです。

つまり一番嫌いな(共感できない)ものこそ、自分の欠点。

一番嫌いなのが

M男(道徳)だったら、ルールなんて破るためにあるのさ!の非常識な人。

L子(愛)だったら、愛なんて信じないし、一途なんてありえない。浮気もへっちゃら。貞操観念ゼロの人。

H男(家庭)だったら、結婚には全く向かないタイプ。家庭を大切にするって、はあ?ってタイプ。

船頭S(性欲)だったら、男女の関係なんて汚い!と、動物の基本的本能を否定しているタイプ。

船頭P(お金)だったら、お金とは縁がない。一生貧乏タイプ。

 

しかしこれ、もっと深く考えると別の意味にもなってきます。

「一番嫌い」と思っているものは、実は一番気になっている自分の嫌いな部分であるということ。

M男(道徳)だったら、道徳に縛られてしまう自分が嫌い。

L子(愛)だったら、愛のためにすべてを捨ててしまいそうな自分が怖い。

H男(家庭)だったら、家庭のために自分を犠牲にしてしまいそう。

船頭S(性欲)だったら、恋人(配偶者)がいたら、べったり依存しちゃうかも。

船頭P(お金)だったら、お金のためだったら悪いこととわかっていても引き受けちゃうかもしれないのが怖い。

順位付けは、視点の違いからも変わってくる

この心理テストを知ったとき、

「結果はみんな同じでしょ! 単純すぎる心理テストだな~」

と思いました。

ところが実際にほかの人にやってみてびっくり。

それぞれ結果がまったく違うんです。

なんでこんな違いが出てくるのかと考えていたら、そもそも視点の違い(登場人物の心理の解釈の違い)にあると気づきました。

ちなみに私の結果は、

1.L子

2・H男

3.船頭P

4.船頭S

5.M男

L子に共感する理由は、愛する人がもしかして助けを求めているかもしれないと思ったら、じっとしてはいられない。どうにかして助けにいきたい(無事を確かめたい)と思うのは、とても自然な感情だと思ったからです。

手段を探して頼んで、お金はないから、身体を張ってまで、危険な川を渡っていった。見方を変えれば愚かですけど。

結果的にM男は無事だったのだから、L子の勝手な心配になってしまったけれど、M男に突き放されたL子を受け入れ、人生を共にしたH男とL子はお互いにお互いの人生に責任を取り合って生きていったのだから、この2人が共感が持てるベスト2。

船頭Pは、命をかけて川を渡るのだから、万が一の時のために(家族のために)お金を残そうというのは冷静な判断かなと感じました。

船頭Sは、しょーもないな~とも思うけれど、人間味があって許せるかなと。

一番許せない!と思ったのは、正論を振りかざして、身体を張ってまで自分の元にきてくれた恋人L子を切り捨てたM男。

そりゃ、L子はアホだったかもしれないです。でもですね、恋人だった女性でしょ? 好きだったこともあったんですよね? その愛する女性が、どんな想いで来てくれたのか、思いやることをしないのかな? 自由恋愛といったって、包容力とかないのかな?

M男のような人は、結婚したってL子が失敗したら「みっともない」とか言って、味方にもなってくれない、守ってもくれないですよ。L子はつらかったかもしれないけど、別れて正解。

でも、私がこんなに共感しているL子を批判する人もいるのです。

え? なんで? と思ったのですが、ここに大きな視点の違い(L子の心理状態の解釈の違い)があることに気づきました。

L子を批判する人は、
「L子、自分勝手すぎる! 彼氏に会いたいからって、周りに迷惑かけすぎ!」
と思うようです。

一方、私も含めてL子に共感する人は、L子はむしろ自分のことなんて捨ててるって解釈しているのです。ひたすらM男のことが心配なのです。助けを求めているかもしれないM男を助けに行かなくちゃと、自分を犠牲にしてまでM男のところに向かっているのです。

「心配する」のもエゴという解釈もありますが、緊急事態に遭遇したとき、単に自分の気持ちを優先させているのか、相手の状況を想像し、自分を犠牲にしてでも相手を助けたいということを優先させているのかには大きな違いがあります。

L子の行動力が危険とも自分勝手ともとれるし、愛ともとれるので、難しいですが。

逆転!「ペーター、母親、エドワルド、ドナ、シャルル」バージョン!

と、今回この心理テストについて書こうと調べていたら、「川を渡る女」の別バージョンがあるのを発見しました。

どうやらこちらが元の心理テスト?

あまりにも見にくいので要約しました。

あるところにドナという娘がいました。

ドナはペーターという若者と婚約していました。

ドナが住んでいる村とペーターの村は河で遮られています。その河は普通の河よりも深く、流れも速く、どう猛なワニの棲む河でした。

ドナはどうしてもペーターに会いたくなり、なんとかして、この河を渡ろうと思案していましたが、向こう岸に渡るには船しかありません。

そこでただひとり、こちら岸で船を持っているエドワルドという男を思い出しました。

ドナはエドワルドに向こう岸まで連れて行ってくれないかと頼みました。

エドワルドはこう答えました。「一晩一緒に過ごしてくれれば連れて行ってやってもいいよ」

エドワルドの申し出にびっくりしたドナは、母親に相談しました。ドナに向かって母親はこう言いました。

「ドナ、おまえの悩みはわかります。でも、これはおまえの問題なのだから自分で決めなさい」

ドナはとうとう決心し、エドワルドに会いに行き、彼と一晩過ごしました。翌朝、エドワルドはドナを連れて河を渡りました。

こうしてドナとペーターは温かく再会できました。しかし、明日は結婚という晩になって、ドナはこらえきれずに、どうやって河を渡ることができたのかペーターに話してしまいました。

話を聞いたペーターはこう答えました。「たとえお前がこの世で最後の女性だとしても、私はお前と結婚しようとは思うまい」

ペーターに見放されてしまったドナはなす術もありませんでした。

そこへ、シャルルという男がやってきました。道端で泣いているドナを見かけ、どうしたのかと尋ねました。

ドナの話を聞いた後で、シャルルはこう言いました。「君のことは愛してはいないけど結婚してあげよう。私についてきなさい」

※登場人物5人(ドナ、ペーター、母親、エドワルド、シャルル)を好感が持てる順に並べ、その理由も述べなさい。

ひえー、物語の設定が少し変わっただけで、登場人物に対する好感度も大いに変わりますね。

L子がドナということになるのでしょうか。

ちなみに登場人物たちの解釈は、

ドナ⇒愛情・感情

ペーター⇒貞操感・常識性

エドワルド⇒ビジネス・経済

母親⇒独立心・自立

シャルル⇒狭義心・ボランティア精神

ということになるそうです。

しかし、同じ「愛」の象徴だとしても、この設定ではドナは自分勝手なだけだし、ペーターに本当のことを打ち明けたのも、自己満足のためだけで、ペーターは傷ついただろうし、ドナはアホすぎて、ちょっと共感できないのですが……^^;

このドナのバージョンを読んだとき、最初の心理テストの結果が大逆転して、ペーター1番、ドナが5番と思いました。

ちょっと設定が変わっただけで、好感度ってこんなに変わってしまうんだって、びっくり。

だから世間で起こっている出来事も、事実をちょっと曲げただけで、受け止められ方も全く変わってしまうっていうこともあるのでしょうね。

しかーし!ペーター最悪という、こんな解釈も!

ドナのバージョンを読んだら、ドナは自分勝手で人騒がせな人ってだけでしょ、ペーターは気の毒って思っていたのですが、ペーター最悪というこんな解釈もありました。

ドナから真実を打ち明けられたときのペーターの反応に注目。

「たとえお前がこの世で最後の女性だとしても、私はお前と結婚しようとは思うまい」

この言葉がひどすぎるというのです。

たとえお前がこの世で最後の女性だとしても、

 

たとえお前がこの世で最後の女性だとしても!

 

たとえお前がこの世で最後の女性だとしても!!!

きゃぁぁぁー\(;’∀’)ノ

ううむ、言われてみれば確かにー。

最後の女性だとしても、女性として認めないってきつすぎる。一時は結婚まで考えた相手だというのに。

ドナは愚かだと、思います。

しかしなにも、ここまで言うことはない。ドナがそういう女性だって、打ち明けられるまで気づかなかった自分にも責任あるでしょーに。

それともこれは、ペーターが自分自身を戒めるための言葉でもあったのでしょうか?

この心理テスト、噛めば噛むほど、味わい深いですね。

ちなみに女性はL子(またはドナ)に共感する人が多く、男性はL子(またはドナ)に共感する人は少ないそうです。

でも私が重要に思うのは、物事って、ちょっと伝えないことがあるだけで、またちょっと視点を変えるだけで、まったく違う話になってしまうということです。それこそ、真っ白い色が、真っ黒にしか見えないくらいの。

心を柔軟に持って、何事にも対処していきたいです。

むしろ、そうしないと怖いですね……(一一)

ちなみに私の結果

ドナのほうのバージョンの私の結果は、考えた末、1番は「シャルル」です。

理由は、目の前にいる困っている人に、その人が必要としていることをしたから。

ドナは結婚前日に婚約を破棄され、追い出されました。家に帰るに帰れず、行く当てもなかったドナが必要としていたのは、自分と結婚してくれる相手です。

シャルルは同情するだけとか、見てみぬふりして通り過ぎることもできたのに、ドナが望むことをしています。つまり行動している。

口だけえらそうで、実際は何もやらない人、または困っている人を見てみぬふりをする人より、ずっと立派です。シャルルが悪人で何か魂胆があったのなら話は別ですが。

そして2番目が母親。

3番目と4番目は迷いました。ドナは人騒がせなだけだし……。

でも「たとえお前がこの世で最後の女性だとしても」のセリフのせいで、4番ペーターにします。ほかのもっと心あるセリフであったなら、またはセリフはなくて、ショック受けただけということならペーターは4番目ではないのですが。




更新報告はtwitterから!フォローお願いします!

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

-思うこと

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

大切な人だったら否定しないこと

芸能人ネタに特に詳しいわけではないのですが、気になったのでちょっとだけ。 数日前にワイドショーを騒がせていたTさん、Fさん夫妻の不倫疑惑について。 コメントを全部チェックしているわけではないので、同じ …

”信頼できる大人”になりたい

新学期が始まる9月1日には、自殺してしまう子供の数が多いのだという。 日本には三大義務というのがある。「教育」「勤労」「納税」。 これは、最低限の読み書き・計算ができるような「教育」を受けたら、 社会 …

「経験」は最高の教科書である

最近はクラウドソーシングをしながら四苦八苦していますが、 なんだかんだ言っても、絶対的な「正解」はないし、それぞれの状況、それぞれの立場でやるべきことは違うのだと思います。 そして、自分にとって何が正 …

「妬み(ねたみ)」という感情

私は基本的に「人は人、自分は自分」と考えるので、人と自分を比べる考え方はしません。 でも例えば、自分が目指していて手に入らなくて、もがいているものを、誰かが、いとも簡単にゲットしている姿をみたら、落ち …

迷ったら原点に戻れ!「人生の縮図」をハイキングで感じた話

中々、書きたいことが記事にしきれませんが、ふと何年も前の経験を思い出しました。 ハイキングに出かけて「人生の縮図」のようなものを感じた話です。 そのときに書いた文章があったはずなのですが、見つからない …



スポンサーリンク