自由に自分らしく生きていく

緊急入院を経てやっと自分らしく生きられるようになりました。体験からの学びをシェアすることが、少しでも生き苦しさから放たれ、自由に自分らしく生きていくことのお役にたてたら幸いです。☆寝たきりから回復中ライター・校閲、心理カウンセラー、ムビラ弾き♪

思うこと

心の問題でも理屈(言葉)で納得できると安心する

投稿日:2021年6月27日

「なんで自分は同じようなことを繰り返してしまうんだろう」
理由がわからず、モヤモヤしてしまうことはありませんか?

その”理由”は自分の心の奥底に潜んでいるもの。

そう、つまり「心の問題」といえるのです。

しかし心の問題であっても、理屈で「自分は××だから、こうなのか」と納得できると、心のバランスがとれて、安心できます。

モヤモヤを抱えているのは苦しいものです。

今回は私の体験を通して、心の問題であっても理屈で納得できると安心すると思ったことを綴ります。



スポンサーリンク

1年ぶりの診察で期待してしまった

退院してから1年ぶりに、入院していた病院の診察を受けに行きました。

主治医の先生に会うのも1年ぶり。

電車に乗るのも退院してから初めてで、まだ1人では外出できないので、ヘルパーさんに付き添っていただきました。

主治医の先生との再会、電車に乗る、入院していた病院を訪れる、どれも楽しみでした。

お天気にも恵まれ、無事に電車とタクシーを乗り継ぎ、診察を受けることができ・・・

なのに! 「すっごく楽しかったー」とは思えなかった、

遊びではないけれど遠出もできて、楽しかったはずなのに、なぜか心が晴れず、モヤモヤしてしまったのです。

 

考えて、理由に気づきました。

私は勝手に期待していたのです、再会したら、主治医の先生が喜んでくれるはずだって。

退院したころは、両手に杖をつきながら、やっと、よちよち歩けるくらいでした。

その状態で退院して、ヘルパーさんの助けがあるとはいえ、自活。

大変じゃなかったはずがない。

だから、どうにか乗り越えて、まだよちよち歩きとはいえ、1年前よりはだいぶ良くなって、再び無事に病院を訪れることができた・・・

「良く頑張りましたね!」
と、喜んでくれるものと、勝手に期待して再会を楽しみにしていたのです。

別に邪険にされたわけではないです。期待していたほどではなかったというだけ。

でも、大喜びしてもらえなかったことで、考えてしまいました。
「客観的に見ると、たいして回復していないではないのではないか」などと。

 

勝手に期待しすぎて、がっかりした。

モヤモヤの理由がわかったら、少し落ち着きました。

元々、私にはそういうところがあるんですよねー。
勝手に何かに期待しすぎて舞い上がり、その通りにならないと必要以上にがっかりしてしまう。

学生時代からの友達に、アドバイスされたことがあったんだった。「うまくいけば嬉しいな、くらいの気持ちでいたほうがいいよ」って。

あー、直ってないなあ。気を付けないと。

片付けられない理由が、全ての悩みにつながっていた

入院前はストレスにまみれていて、暮らしている部屋は心を反映するかのように散らかっていました。

退院したら片付けようと思っていたのに、少しやり始めたら、いつものように、それ以上どうしたらいいのかわからなくなり、ストップ。

しかし今回は、「絶対に納得がいくまで片付ける!」と決意して、リハビリをしながら、コツコツと片付け続けました。

同時に、「なぜ自分は片付けられないのか」という理由を知るため、心に向き合い続けました。

片付け続けるうちに、「片付け方は生き方にも通じる」など、いろいろなことに気づいていき、ついに52日目!片付けられない理由に気付くことができたのです。

 

その理由とは、
「自分は所有物に愛着を持ち、それぞれに物語をセットにしている。セットごと大切にしているから簡単に切り捨てられない」

つまり、モノを大切にし過ぎていて、なかなか処分ができないということ。

こんなの、良くある話じゃないですか。もったいないから処分できないということ。

しかし心と丁寧に向き合っていったら、「なぜ大切に思うのか」など、私には私なりの細かい思考回路があったのですね。
だから単に「処分できない」という理由であっても、細かく分析していけば、人それぞれ違う思考があるのだと思うのです。そして、その「自分にしかわからない、自分の思考(考え方の癖)」に気付くことが、とっても大切なのです。

片付けられない理由に気付いたときは興奮しましたが、一晩寝たら、冷めました。「なんで、あんなに盛り上がったんだろう」って。

悩みの原因は、それくらい、別に短所とも言い切れない、当たり前のように自分の中にある考え方で、あまりにも何気ないことだったのです。

でも時間が経つうちに、気付いた理由が大きなものだと理解できるようになりました。

そして、その何気ない「片付けられない理由」になっている少し偏っている考え方の癖が、そのほか全ての悩みにもつながっていることがわかりました。

理由に気付いたことで、生きるのもラクになったように思います。

わけもわからず、モヤモヤしていた状態から解放されたからです。

片付けられない理由に気付いたときのことは、こちらで書いています。↓

心と向き合い、気付くこと

以上は私の体験談です。

わけもわからずモヤモヤし続けるのは苦しいですが、
「××だから、〇〇なのである」
と理屈(言葉)で理由が説明できると、心がラクになります。

「そうか!」と、腑に落ちる感覚を味わえるのです。

理由がわかったからといって、すぐに解決できるわけではないかもしれません。

でも、まずは理由に気付くことが第一歩だと思います。

気付けば、気を付けることができるようになるからです。

この理由というのは、表面的なことではありません。

例えば上記の例であるなら、「モノを大切にしている」のが片付けれない理由とするのではなく、「なぜモノを大切にするのか」「大切にするのは、どんな体験(考え方)からきているのか」と、細かく自分の心を分析することが必要です。

心の奥にある理由に気付けるのは、自分だけです。

そして理由に気付くためには、自分の心と丁寧に、丁寧に向き合うことです。

 

大変そうと思えても、1回気付ければ、一生ものですよ!

モヤモヤを抱えているとしたら、とことん心と向き合ってみましょう。ぐんと、生きやすくなるので!

 

ライター、心理カウンセラー・タロット占い、ムビラ弾き♪自由に自分らしく輝けるお役に立てたら幸いです☆
<こんなものにこだわって暮らしたい>
アナログの音、本、映画、パートナー、木、花、パソコン、美味しい食事、陽の光、猫、オシャレ、筋トレ、会話、書く、描く、言葉、知識、健康、仲間、友達、温泉、笑い
複数ブログ運営中!更新報告はtwitterから!フォローお願いします!

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

-思うこと

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

「傷つくほうが悪い」は違う、でも心を強くしていかないとね

先日、会話の中に、 「そんなことをいつまでも気にするほうがおかしい」 「いや、傷つくほうが悪いっていうのは違うんだ」 というやり取りが出てきて、うんうん、確かにと思いました。 そしてなんだか、そういう …

桜のように生きたい。

お花見シーズンになりましたが、 先日、桜についてのお話を伺い、 「私は桜のように生きたい」 と思いました。 スポンサーリンク 花を咲かせる短い期間のために 「桜っていうのは、根がとても大きいんだよ。 …

やり取りで癒される心を合理化する時代?(通販サイズ違い)

先日、通販で服を買い、届いてみたらサイズ違いでした。 「サイズ違いが届きました」 と連絡をしようと思いましたが、”出品者に連絡をする”リンクが見当たりませんでした。 以前は連絡を取るボタンが設置されて …

コトバ ノ チカラ|ALS(筋萎縮性側索硬化症)だったnoriさんのこと

今年もツツジの季節がやってきた。 2014年に書いた記事を、こちらに転載。 ツツジの季節になると思い出してしまうから。 ********* ALS(筋萎縮性側索硬化症)を発症した主人公を描くドラマが放 …

あなたにとっての”豊かさ”とはなんですか?

先日、ムビラ奏者・実近修平さんのインタビューを掲載しました。 ムビラ奏者:実近修平さん2017年、師匠であるシンボッティさんの初来日ツアーを敢行、2019年8月下旬から、2度目のシンボッティさん来日ツ …



スポンサーリンク

未婚の母と、登校拒否の高校生男子と、自称「うまく生きてる」あたしの物語。
「そんな夜の、とっておき」

https://amzn.to/4aJxV8L

人気記事

管理人:mari(@Ruca_moon)
ライター、校閲、メンタル心理カウンセラー、ムビラ弾き♪ ライフワークは「伝えること」、チームで「自分らしさ」をテーマに発信したい☆
クラウドワークスID:wind888

もっと活動内容がわかるプロフィール



スポンサーリンク