自由に自分らしく生きていく

緊急入院を経てやっと自分らしく生きられるようになりました。体験からの学びをシェアすることが、少しでも生き苦しさから放たれ、自由に自分らしく生きていくことのお役にたてたら幸いです。☆寝たきりから回復中ライター・校閲、心理カウンセラー、ムビラ弾き♪

日々 思うこと

Webライティング界に入ってから6年間の検証をする

投稿日:

クラウドソーシングを知ったのは2017年3月のこと。

正社員を業績不振による会社都合の解雇になった後、派遣仕事の契約をして契約が切れたら終わりを繰り返していて、不毛さを感じていたため、会社に属さず自分でできて経験を積んでいける仕事はないかと検索し、候補に挙がったのがWebライターでした。

未経験からWebライターを始めて成功している方たちの体験談を読み、書くことはしてきたし、
「これならいけるかも?」
と思ったのです。

Webライターを始めるのにはクラウドソーシングを通すのが良いということで、さっそく登録しました。実際に初挑戦したのは2017年4月。

現在2023年8月。

6年が経過し、どうなのかを検証してみました。

Webライティング未経験者は紆余曲折を経て、どうなったでしょうか?



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収益化のチャンスをもたらしてくれた

クラウドソーシングを始めた2017年を振り返ったブログで、私はこんなことを書いています。

「クラウドソーシング」は、私が個人的にしてきたことを”収益化する”というチャンスをもたらしてくれたのです。

それまでの私はモノカキになりたくてさまざまなチャレンジをしていましたが、きちんと収益化ができていませんでした。

そんななかで、「書いて納品すれば収益化できる」チャンスをもたらしてくれたのがクラウドソーシングです。

しかし多くの体験談では、どんどん収入を上げているのに、能力が低いのか向いていないのか、思っていたように収入は上がらず疲弊していくことになります。

諦めきれず続行する

当時の心境など忘れていましたが、読み直してみると、ほんと、大丈夫か、私と思います。。

夏の頃、書いていたこと。大丈夫か、私^^;

動いていかなくちゃ、動けなくなる。
心がちぎれそうでも、前向いて、泣きながらでも進むのだ。
ここを抜けるとなにかが見えてくるのかな。甘えているのかもしれないけど苦しい。とりあえず、やる。マイナスはなにもないもん。

才能があって向いているのなら、こんなふうにはならないように思うので、私にはWebライティングは向いていなかったのかもしれません。

単価が低いのなら量をこなすしかないのですが、じっくり丁寧に取り組みたい派なのでスピーディーにこなすことが苦手です。

それでも自分なりにスピードアップしてこなしていたら、息切れして体調が悪くなり病みそうになりました。

そんな感じで、なかなかうまくいかなかったのになぜか諦められませんでした。

なんでだろう、意地になっていたわけでもないのですが。

たぶん、ですけど、うまくいかなくてもWebライティングには執着する魅力があるのだと思います。やりたいことに近づけている感じがあって。

でもどこかで「自分はWebライターには向いていない」と気づいていました。

貧困と孤独に引き裂かれそうになり兼業の道へ

「貧困と孤独」などというと大げさなのですが、もっと軽い表現にすると「稼げないうえに一人でこもって仕事するのに疲れ果てた」です。

受けている仕事は続行することにして、派遣仕事を入れることにしました。

派遣を始めてみると、仕事内容は大変でしたが、仲間もできて楽しかったです。

そのうち継続していたライティング仕事も終了し、派遣仕事のみとなりました。

「もうWebライティング疲れちゃったな・・・、でも派遣仕事もずっと続くわけじゃないし・・・」

Webライティングに挑戦したものの、ぐるりと回ってクラウドソーシングを始める前の状態に戻ったようになり、どうしたらいいかをまた悩むことに。

そして2019年1月に派遣仕事を始めて約1年が経過した11月、
緊急入院することになりました。。。

退院後、Webライターを再開する

7か月後の2020年6月に退院、今(2023年8月)もリハビリ中です。

退院して少しずつ仕事を再開しようと思い、通勤は無理なので在宅でできる仕事を探しました。

「在宅で、自由な時間にできて(スケジュールが不安定なため)、納期までに納品すればいい仕事」

障害者手帳を持っていると仕事があると聞き、ハローワークや転職エージェンシーで探してみましたが見つからず。

結局、この条件でできる仕事って「Webライターでは」と思いつき、久しぶりにクラウドソーシングサイトをのぞいてみることに。

成果が上がらない日々が無駄ではなかった

入院前、Webライターに挑戦したものの成果が上げられなくて体調も崩した、
なんて無駄なことを・・・と思われるかもしれません。

しかし、成果を上げられなくても取り組んでいたことが、退院後に仕事を獲得してこなしていくことにつながったのです。

久しぶりにのぞいたクラウドソーシングサイトは、コロナの影響もあって、変化していました。

以前は募集しているのはアフィリエイターさんが多かったけれど、退院後は法人のクライアントさんが増えていました。

そして、コロナの影響で在宅ワークを求める人が増え、少し良い条件の募集の競争率がすごーく上がっていたのです。

ほとんどが新たに登録した人が多いなか、私には実績がありました。

稼げていなかったとはいえ、誠実に真剣にこなしていたので評価はよかったのです。

おかげで、高い競争率でも仕事を獲得できました。

リハビリ中で体調も万全ではないため、最小限の量におさえて、丁寧にこなしていくことにしました。

丁寧にこなしたことが評価につながる

もともと、仕事を受けるのなら丁寧にこなしたいと思っていたので、じっくり取り組むスタイルは合っていました。

そして、少量を丁寧にこなしていたことが、良い評価につながる結果に。

入院前はがんばっていても空回りばかりだったのに、がんばりに手ごたえを感じるような流れになってきたのです。

丁寧にこなすから評価が良く、継続につながる。。。

しかし「どうも私はWebライターに向いていないのでは」という思いが、また浮き上がってきました。

Webライターとしては平均点ぐらいしか取れないと感じていたのです。

平均点とはつまり、レギュレーションと納期を守り、読みやすい文章を書く。

当たり前でしょと思われそうなこれらのことが常にできて、まあ平均点、それ以上に突き抜けるには、もっとできないとダメ。(平均点程度では、ゆくゆくはAIに仕事とられる)

好き嫌いがはっきりしていて気分に左右されやすい私は、興味があることは夢中でやる、反対に興味がないことをやるのは苦痛です。

興味がなくなると、とことん興味がなくなってしまう。

Webライターは自分が興味があることを書くというより、クライアントさんの要望に沿った内容を書くお仕事。

自分の性質が、「向いてないな・・・」と思ったのです。

ふと、記事チェックのほうが向いているかも?と思う

Webライティングについては、「記事の執筆だけ」「構成案から執筆まで」「構成案のみ」などのお仕事を受けてきました。

そして、ふと「私、校正とか校閲の作業が好きかも?」と思いつきました。

きれいに整えていく作業が好きなので、できてきた記事を細かくチェックして整えていく作業のほうが、むしろ執筆より向いているかもと思ったのです。

早速、校閲というか、最初は確認作業のようなお仕事を受注してみました。

持ち前の執念で細やかにチェックして納品すると、高評価♡

続いて、記事チェックのお仕事も受注しました。

ライター経験があるのが活かせて、割とスムーズに進められました。

確認作業とはいえ、内容について理解していなくては確認もできないため、一通り調べて頭に入れます。

大変な作業ではあるのですが、没頭できるところが心地よくもあります。

自分の興味範囲では知ることがなかったであろうことを学べるのも楽しいです。

継続依頼もいただき、「やっぱりこちらのほうが向いているかも」と思いました。

がんばったことが実を結んできた、でもまだ続きはある

気づいたら、校閲のお仕事100%になっていました。

リハビリ中なので全力投球はできていないのですが、途切れることなくお仕事をいただけています。

稼いでいるWebライターさんのように成功しているとはいえないかもしれませんが、リハビリ中でも自分の能力を活かしてお仕事できているのはありがたいこと。

たくさんのことを学べるのも、ライターさん、編集さん、ディレクターさんたちとチームでお仕事ができているのも楽しいです。

ネットであっても人柄というのは伝わるもので、良い気持ちでお仕事できる方たちとかかわっていきたいです。

始めたころは空回りで疲弊していたのが、誠実に取り組んできたことが確実に力になっていると感じます。

やはり何事も誠実に真面目にやることは大切と、つくづく。

少なくとも初めのころの、こんな心境↓からは脱出しました。

ハッと、一人で仕事を受けることの怖さを感じたこともありました。夜眠れなくて跳び起きてしまうこともありました。

「できない」と言ってしまったら、そこで終わり。

怖い!と思った私は、商売をやっている友だちにその気持ちを伝えました。「どうしよう、怖くて仕方ない」

「怖いよ。怖くて夜も眠れないよ。でも大丈夫。慣れるから」

と返ってきました。

・・・慣れたのかもしれないな。。

 

しかし、ここで満足しているわけではありません。

与えられた仕事をこなしているだけではなく、自分発信の仕事をしていきたい、「自分らしく生きる」をコンセプトに、つながって作り上げていきたい。

今はあまり自由に動けない身ではありますが、リハビリもがんばってもっと回復して、仕事に取り組んでいきたいです。

リハビリ中でもできることは、どんどんこなしていこうと思います。

こんな不器用にやっているのは私だけかもしれなくて、何の参考にもならないかもしれませんが、レアケース?が少しでも何かの参考になれば。

大変だったことは誰にも奪えない大きな力になっているので突き抜けていきます。ファイトだ!

 

 

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