イヤな目に遭った体験を持つ場合、「口惜しさをバネにする」という方法があります。
行き場のない怒りや憎しみをプラスのパワーに換えることですね。
それが成功することもあります。でも、成功しないことも多いのでは?と思っています。
そして、それより「気持ちを切り替える」ことが大切だよねとあらためて思ったことを綴ります。
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目次
見返してスッキリのタイミングはいつ?
以前書いたブログです。
このエピソードでは、見返せたタイミングみたいなものがありました。
でも世間を見回してみると、見返すのには充分成功しているはずなのに、少しもスッキリしていない、怒りが消化されていないケースが見受けられます。
そもそも、見返せたタイミングというのは、どの段階をいうのでしょうか。
何かに成功して、そこに見返したい相手を並べ、「どうだ!」と見せる。
そして相手が「す、すごい! 参りました! その節はすみませんでした!」と、ひれ伏すタイミングでしょうか。
そんな場面はなかなか訪れるものではないし、それでスッキリするとも限らないのでは?と思います。
怒りは消化されず、充分成功しているにもかかわらず、いつまでも見返したい相手に対しての怒りの言葉を吐き続けることになる。
本人もつらいでしょうが、聞かされる周りもしんどいです。怒りの言葉は怖いもん。
それと、共感能力が強い人ほど、相手の経験を自分に重ねて、忘れていた自分の過去のイヤな出来事まで思い出しちゃったり。
気持ちの切り替えが大切と教えられたこと
そこで、そもそも怒りを感じる場面に遭遇したとき、素早く気持ちを切り替え、そのイヤな感情を記憶に定着させないことが大切だと思ったのです。
知人から教えられた、気持ちの切り替えが大切というエピソードを2つ紹介します。
バレーボールの試合中
社会人になってから、バレーボールのチームに入ったという知人A。
バレーボールを通して教えられたのは「気持ちの切り替えが大切」ということだそうです。
試合中、ミスをすると落ち込む。
でも、試合は続行中だから落ち込んでいる場合じゃなくて、気持ちを素早く切り替えなければならない。
そしてミスした落ち込みに引きずられることなく、試合では良いパフォーマンスを出す必要があるのだと。
仕事がドタキャン
気合を入れて取り組むぞ!と思っていた仕事が、ドタキャンになりました。
そのときに先輩ライターの方が言ってくれたこと。
「この世界では、(ドタキャンは)あるあるです。ライター(フリーランス)に必要なのは、転んでもスピーディーに立ち上がる能力です」
しかし「怒り」は認識しないとダメ
とはいえ、失礼なことをされたときには、きちんと怒ることが大切です。
失礼なことをされても「気にしない」「大丈夫」と思っていると、
脳が無意識につじつま合わせをしてしまいます。
つまり、
失礼なことをされても怒らない
→なぜならば、自分は失礼なことをされても仕方がない人間だからである
というように。
きちんと怒らないことで、自己評価を下げてしまうんですね。
♪傷つけられたら牙をむけ 自分を失くさぬために
と歌詞にもあるように。(YAH YAH YAH/CHAGE & ASKA)
自尊心は失ってはいけない。
しかし、怒りにとらわれるのは良くない。認識したら、切り替えないと。
気持ちを切り替えるには?
上記の「切り替えることが大切」というのは、どの世界にも当てはまることだと思います。どの世界というより、生きていくために大切なこととも思います。
イヤなことに遭遇することは多々あります。
そのことに向き合って対処するのは、手間がかかる苦しいことでしょう。
イヤなことに遭遇してもスピーディーに気持ちを切り替え、「イヤなこと」だと脳が認識する前に気持ちを切り替えてしまうことができたらいいですよね。
たぶん、そういう技(わざ)を日常的にしている人もいるようなのです。
なので、切り替えスキルは、もしかして誰でも身につけられるものかもしれません。
「忘れる」=「切り捨てる」ということを習慣化することが有効なのではと思います。
「イヤなこと」とは、じっくりと向き合うと余計つらくなってきます。
それより、考えずに「切り捨てる(忘れる)」。
「なんでそんなに忘れっぽいのー!」という弊害はあるかもしれません。
でも、どんどん加速化していく時代に、いちいち「イヤなこと」と向き合っているより、自分を追い詰める「イヤなこと」はどんどん切り捨てていくスキルは重要になっていく予感がします。
「イヤなことほど忘れられないよ、無理だよ」
と思うかもしれません。そうですよね、イヤなことほど何年経っても自分を追い詰めてくる。
だからこそ、です。難しいかもしれないですが、終わった過去の向き合う必要がない出来事に振り回されることはありません。今、これからを自分らしく生きるために。
大変かもしれないけれど、切り替えていきましょう。
スキルを身につけるには、実生活でどんどん実践していくことではないでしょうか。
つまり、「イヤなことに遭遇する」→「切り捨てる(忘れる)」を繰り返し習慣化する。いちいち考えない、気にしない、図太くなる。
また、具体的な切り替えの2ステップも紹介します。
1.筋肉を動かす。軽く息切れするくらいの運動をする。
(体を動かすことで、脳内が整ってくる効果が期待できる)
そして運動のパワーが「許せない」に向かわないようにするために、2ステップ目。
2.「笑い」の力を借りる。
「笑い」にはポジティブパワーがあります。
そのパワーを活用しましょう。
簡単にできるのは、お笑いの音声を流しっぱなしにしておくこと。
自然に笑いがこみ上げてきたら、肩の力が抜けているかも。
また、お笑いのネタは、怒るようなエピソードがもとになっていることもあり、聞いているうちに自分のエピソードもネタに思えてくるかも。
自分の心を守る術にもなる切り替えスキルを身につけていきましょう!
※考え方を変えるこんな方法もあります。
ライター・校閲、心理カウンセラー、ムビラ弾き♪ チームで「自分らしさ」をコンセプトに発信していきたい
<こんなものにこだわって暮らしたい>
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