いろいろな考え方があるので言い切れませんが、
「ポジティブ」は良いものとされ、「ネガティブ」は良くないと思われることが多いような気がしています。
心を病んでしまう人は、ネガティブ思考の人が多いとか。
過去の出来事をネガティブにとらえ、繰り返し繰り返し、それを思い返し言葉にしてしまうとか。
もちろんこれは言い切れません。完全主義者の真面目な人こそ追い詰められてしまうというのもありますし。
話を戻して、ネガティブとポジティブについて、思うことがあるので綴ってみます。
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目次
自分の中にもポジティブとネガティブがある
自分の心の中にもポジティブとネガティブな部分があります。
気付いているのですが、ネガティブな部分については、生まれつきではなく、たぶん育ってくる中で根付いてしまった感情です。(ちなみに学生生活で根付いたのではありません)
ここでは詳しく書きませんが、その根付いてしまった感情のために、自分で自分を追い詰めてしまうところがあります。(私はダメだ!みたいな感じですね)
その感情については、誰からも好感を持たれないと思います。
自分でも嫌です。だから、その感情に飲み込まれないように、工夫をこらしてきました。
それでもダメなときがあります。
だけど、一番の根っこが異常に楽天的なので、救われています。
超ネガティブに陥っているときでも、異常に楽天的な私が、
「そんなに深刻になるなよ~」
とケラケラしています。三つ子の魂百までが本当なら、幼いころの私に注がれた愛情に感謝しかありません。
ネガティブ部分を否定するのが良いのか?
ネガティブ思考に巻き込まれていくことは疲れます。
否定からは、なんの肯定もでてきませんし、
「なに被害者ぶっているんだろう」
とバカらしくもなります。
だけど、ネガティブ部分を否定して、ポジティブばかりで暮らしていくのも不自然な気がします。
だって、過去の失敗、過ちについてネガティブととらえ、忘れるようにしていたら、成長はありません。
悪いところがあったなら反省する、改めることをしていかないと。
自分を責める材料にするのではなく、成長していく糧にしていかないと。
要はバランスが大切
「毎日、楽しいことばかり! みんな良い人ばかり!」
というのも嘘くさいです。
少なくとも私には嘘くさく感じられますし、そう断言している人には魅力を感じません。まあ、私が魅力を感じなくてもたいした問題ではありませんが;
かといって、ネガティブ部分だけにとらわれている人の話を聞いているのも疲れます。私自身もネガティブに入り込んでしまうと疲れます。抜け出すのに必死です。
できれば、楽しく穏やかに笑って過ごせる時間を多く持ちたいです。限られた人生の時間、輝かせていきたいです。
要するに、バランスが大切なのだと思います。
ネガティブになってしまうこともありますよ、人間なんだから。心があるんだから。
でも、その感情にとらわれすぎないように、抜け出して、希望を感じられるように。
「ネガティブになることもあるけど、でも穏やかな心で暮らしていこうよ」
くらいな心の持ち方が自然なのだと思います。
ネガティブに偏りすぎないように、ネガティブ部分を完全否定することなくポジティブにもなれるように。
ネガティブとポジティブの2つに分けるというのも、どうなんだろうと思っていますが。
実は私はバランスこそ、すべてにおいて大切なことだと思っています。その件については、また別の機会に。
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