人間関係がうまくいかない時、相手を変えることは難しいから、自分の対応や考え方を変えろという考え方があります。「自分が変われば、相手も変わる」
しかし、経験上、自分の考え方を変えようとなんだろうと、とにかく関わらないほうがいいタイプ、関わっちゃダメなタイプがあるように思っています。
カバート アグレッション(Covert aggression:隠された攻撃性)タイプといえるのかな?
一見、いい人っぽいので大変、見抜きにくい。何年も付き合い続け、やっと気づけるレベルです。
今回は私が遭遇した、一見いい人っぽいけど関わらないほうがいいタイプについて綴りたいと思います。
人間関係の参考にしていただければ幸いです。
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目次
「気が利かないタイプ」を装いながら傷つけてくる
学生のころからの友達Aは、一見、大らかな人でした。
社会人になってから再会し、同じ趣味を持っていたこともあり、頻繁に会うように。
Aと話をしていると、なんとなくカチンとくることがありました。「それ、普通言わないでしょ」っていうようなことを、何気なく言ってくる。その言葉で、こちらは軽く傷ついてしまう。
私はずっと、Aは大らかすぎて、気が利かない人なんだろうと思っていました。その言葉が人を傷つけることがわからなくて、正直にあったこと、思ったことを口にしてしまう人なんだと。
そう、Aはあくまでも私にとっては「大らかでいい人」だったのです。
ところが、「あれ? いくらなんでも、おかしくない?」と感じることが起こりました。
Aが勤める会社の人が車を出してくれて、出かけることに。
車の中にはA(助手席)と、Aの会社の人(ドライバー)、私(後部座席)。
AとAの会社の人は、会社の話題で盛り上がっていました。そこに後ろから割り込んでいくのもためらわれ、私は静かにしていました。もちろん、挨拶、お礼はしましたよ!
出かけた数日後、Aと会う機会がありました。
私「この前は本当に楽しかった、会社の人にはとても良くしてもらって感謝」
そこでAは言ったのです。
「でも、会社の人はあなたのこと、悪く言ってたよ」
……笑顔が固まりました。
Aによると、私が話に割り込んでいかなかった、静かにしていたのが良くなかったと。
ちょっと待ってください、あなた、まずそもそも私を紹介してくれる気遣いもありませんでしたよね? 私は自ら不自然な感じで名乗り、その後、私にはわからない話を2人でしていましたよね?
Aの会社の人が本当に私の悪口を言っていたのかわかりません。でも仮に言っていたとしても、それを私に伝える必要はないですよね? 私、傷つくだけじゃないですか?
それまではこういった場面で、「Aは大らかすぎて、あったことをそのまま正直に言ってしまうんだな」と、とらえてきました。
しかしこの時、ピンときたのです。「A、わからないふりして、わざとやってる」って。
このエピソードでもAは悪役になっていません。あくまでも私の悪口を言っていたのは、Aの会社の人。Aは、それを正直に私に伝えただけ。
「わからないふりして、わざとやってる」
に気づいてから、どんどん当てはまることが起こりました。
例えば、遊びに行くのに、Aが会ったことがない私の友達を連れて行くことになった時。
「私の友達、ちょっとお嬢様育ちでおっとりしているけど、よろしくね」
と事前に紹介しておいたのですが、数日後、Aが私に言ってきました。
「お嬢様育ちだなんてムカつく。イジメてやるって、一緒に出掛ける××さんが言ってたよ」
友達をイジメてやるって……。私はそこで、また嫌な気持ちに。こんなこと、伝えてくる必要はないですよね。
そして、ここでもAは悪役ではないのです。イジメてやるって言っていたのはAではなくて、××さん。
しかしAのやばさに気づいてた私は、「いやいや、イジメてやるってあなたが思ったんでしょ」と受け止めました。
利用価値がある人しか相手にしない
このタイプの人は、利用価値がある人は大切にします。
反対に利用価値がないと判断した人に対しては、ゴミみたいな扱いをすることがあります。
Aに言われたことがあります。
「愚痴を聞かせるにはちょうどいい」←私の存在
……友達なのに、そんな考え方、あります?
またAとは別人のB。
Bには、最初会ったときからツンツンした態度を取られていました。
Bも一見、気さくでいい人。
だけど私のことは気に入らないらしい。
本人が意識しているかわからないですが、人を自分にとってメリットがあるかないかで分けているように感じられました。つまり、私はメリットがない存在だった?
そして、ある時、急にBの態度が変わったんです。フレンドリーに接してくるように。
定かではありませんが、私がやっている何かが気に入った、利用価値があると思われたように感じました。
見事でした、態度がガラッと変わって。
いい対応をしてもらえていれば、こちらとしても別に嫌う要素はなかったですが、でも関わっていても、いいように利用されるだけ。関わっても、心が荒むだけ。積極的に関わる気持ちにはなれませんでした。
自分は被害者になり、人の立場を悪くする
Cは、天然ボケタイプ。
「私、なんにもわからないのー」
とぼけたキャラを演じながら、関わる人を窮地に追いやり、追放していく。
AとBと遭遇してきた私は、Cの危険性に素早く気づきました。関わらないほうがいいタイプだと。
Cは、関わる人たちをそそのかし、その人たちが窮地に追いやられるような行動をすると、「自分は巻き込まれた被害者」のようにふるまっていました。
そそのかされた人たちはその言動によって立場が悪くなり、結局その場から追放されることに。
私がCにされたのは、悪いイメージを付けられ、起こったことに対して曲がった解釈をつけられ、陰で広められたこと。
私のことを知らない人は、Cが言うことを信じてしまうわけです。私にはやばいところがあり、過去に良くないことを起こしているって。そして、ここでもCは、自分は巻き込まれた被害者なのです。
とにかく関わらないこと
繰り返しますが、このタイプの人は一見いい人なので、見抜きにくいです。
そして、ほかの人間関係のように、「自分が変われば相手も変わる」という法則は通用しません。相手への対応を変えても、無駄です。
解決策としては、とにかく「関わらない」こと。
人間関係を損得で考えたくはないですが、敢えて言います。
このタイプに関わって、いいことは何もありません。窮地に追いやられるだけです。
相手のメリットになる立場にいたとしても、利用されるだけ。
だから、とにかく関わらないこと。
問題は「見抜きにくい」という点ですが、メンタリストのDaiGoさんがわかりやすく解説してくれています。
見抜いて、関わらないようにしましょう。より良い人生を送るために。
ライター、タロット占い師、ムビラ弾き♪
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