自由に自分らしく生きていく

緊急入院を経てやっと自分らしく生きられるようになりました。体験からの学びをシェアすることが、少しでも生き苦しさから放たれ、自由に自分らしく生きていくことのお役にたてたら幸いです。☆寝たきりから回復中ライター・校閲、心理カウンセラー、ムビラ弾き♪

リハビリ 日々 思うこと

脳は騙されやすいからポジティブワードを言い聞かせる

投稿日:2021年2月21日

「脳は騙(だま)されやすい」
「言葉の力は大きい」

上記の2つを、病院でのリハビリ中の実体験で検証しました。

そして試みた方法は、リハビリだけではなくて、日常生活にも活かせると感じました。

ネガティブワードで希望が叶う未来を失わないように、試してみた実体験をシェアします!

お金もかからず、心ひとつで未来が変わる。参考にしていただけたら幸いです!



スポンサーリンク

リハビリ病院での歩く訓練

足の裏だけでバランスをとり、立つ。

難なくできていたときは当たり前のことでしたが、できなくなってみると大変なこと。

冷静に考えてみてください。身長よりもはるかに小さい足の裏だけで、縦長の体のバランスをとるなんて、本当はすごすぎること。

一時期、寝たきりだったので、リハビリで立つ訓練を始めたとき、バランスがとれなくて、立つのが怖くなっていました。

全身に痺れが残り、筋力も失われていたせいもあるのかもしれません。
(ちなみに、少しずつ回復しているけれど、今でも痺れは残ってます)

足の裏も痺れていて、立っても、ゴムボールを両足裏につけているみたいにふわふわしていて。

病院でのリハビリでは、最初平行棒を持って立つ訓練、そして歩行器で歩く訓練をしました。

↓歩行器って、こういうの。一歩ごとに上げ下げして前進。

平行棒を抜け出し、歩行器になったときはうれしかったけれど、少し経つと転びそうで怖くなってきたのです。

怖くなると、リハビリするのも憂鬱になってくる。

筋力が落ちているのは訓練するとしても、自分の心の弱さでリハビリに支障があるのはイヤでした。入院期間は限られています。最高の成果をあげなくては。

恐怖心をポジティブに変換

考えて、思いついたのが「脳は騙されやすい」ということ。

脳は騙されやすいから、それが真実ではなくても「××だ」と思い込むと、それが真実に思えてしまう。

そして試してみたのが、以下。

ならば、意識的に思い込みたいことを強く思い込めば、自分の脳をコントロールできるのではないか?

「歩行器で歩くの怖い」と思うと、
脳は勝手に「怖い」理由を育て始める。

「歩行器で歩くの怖い」
何故なら、
→転ぶかもしれないから
→転んだら痛いから
→転んだら怪我をするから

リハビリ中は訓練士さんがついているから転ぶことはないのに、「転んだ場合」を勝手に想像して恐怖心が大きくなってしまう。

ならば「怖い」を「楽しい」に無理やり置き替えたらどうだろう?

「歩行器で歩くの楽しい」
何故なら、
→歩くことは楽しいから
→歩けるようになったら楽しいから
→歩けるようになったら、いろいろなところに行けるから

というふうにならないだろうか??

よし、やってみよう!

具体的には、歩行器で訓練中「怖い」と頭に浮かびそうになったら「楽しい」をかぶせて、打ち消しました。

あとは、歩くときの「イチ、ニッ」の掛け声を(心の中で)「たの、しい」に変えました。

その結果――・・・

びっくり!!
本当に恐怖心が消えたのです!!

怖いどころか、楽しくてニヤニヤするほどに!! 実際に転びそうになってもニヤけているくらいに!!

本当に、脳は単純。思い込み大事。言葉のチカラおそるべし。

ここの注意点は、言い聞かせる言葉を「怖くない」とかにしないこと。
否定しているようでも「怖」という言葉が強くアピールしてきて、「怖い」と同じになってしまうから。

この体験は、noteでも書いてます↓

また、今回は「不要な恐怖心」の打ち消し方ですが「必要な恐怖心」もあるので、すべてを打ち消せば良いというものではないと思います。

不可能を可能にする

手術後の寝たきりのとき、大学病院の相談員に「今後どうしたいか」と聞かれたので、
「自活(一人暮らし)」
と口パクで答えました。口パクだったのは、呼吸器で声が出せなかったため。

相談員は顔を曇らせました。たぶん「無理」だと思ったのでしょう。

リハビリ病院に転院してからの主治医との面談でも、
「家に帰りたい」
と答えたところ、微妙な空気が流れました。
状況的に「施設に入る(自活は無理)」だと思えたのでしょう。

でも私は、良くなることしか考えませんでした。

落ち込みそうになりそうなこともありましたが・・・。

これは当時twitterで書いたこと。↓

先のこと考えすぎても無駄。ましてや、不確定な先のことを悪く考えて不安になり、今に差し支えるなら、考えなくていい
今、大切なのは、今、折れずに希望を持って、前向きな気持ちで頑張ること。 その「今」の繋がりが「未来」をつくるのだから。

前向きに切り替えて「ひたすら良くなることを考え続けて」、
退院時には車椅子から立ち、両手杖を使い、一人暮らしの我が家へ帰ってきました。
まだリハビリ中ではありますが、良くなってきています。

「ひたすら良くなること」を脳に言い聞かせ続けたおかげもあって、不可能を可能にできたのだと思います。

生き抜けて良かったと思いたい

とはいえ、ネガティブになることもあります。

入院中に入院仲間が話していたこと。
「帰ってこなければ良かったって、家族に思われたくないんですよね」

冗談半分で言っているのかなって思っていたのですが、今思うと、本気だったのだろうなって思います。

家族に介護が必要な人が出たら、プレッシャーを感じて気が重たくなって、
「ずっと入院していてくれないか」「介護付きの施設に入ってくれないか」
と思ってしまう家族もいるでしょう。

それは決して介護ができない家族が悪いのではないと思います。
だって介護って大変だもの。
慣れない介護をして、家族も本人もつらい想いをするのなら、負担を背負い込まず、プロに任せたほうが良いと思うのは正解だと思います。

だから、病院でリハビリして退院して社会復帰を目指している場合、家に帰りたいし、
「帰ってこなければ良かったのに」
と家族に思われないほどに、回復したいのは本音だったのでしょう。

私ももっと回復して「生きていて良かった」と思いたいですもん。

 

先日、気分が沈んでいて、ハッとネガティブ思考にとらわれている自分に気づきました。

今の私には必要ない思考だったので振り払い、ポジティブイメージを描いたところ、
なんだかすごーく身軽になり、周りが明るく見えるようになった気がします。ホント、脳は単純。それと、私、思い込み強すぎるのかも。

体の調子も良くなって、今まで考えていても答えが出なかった「歩きやすくなるコツ」までつかめた気がしています。

まあ、なんであれ、思い込み激しいタイプならば大いに前向きにポジティブワードを言い聞かせて、ぐんぐん上向きになっていきます。

寝たきりから頑張ってここまできたのだから、「生き抜けて良かった」と思いたい。絶対なんていないって言うけど、思いたい、絶対。

 

脳は騙されやすいから、ポジティブワードを言い聞かせたら、望み通りの心になれる

そして体は心についてくる。

実体験で検証済みの上、お金もかからない方法なので、騙されたと思って試してみてくださいませ!



スポンサーリンク

ライター、心理カウンセラー・タロット占い、ムビラ弾き♪自由に自分らしく輝けるお手伝いをします☆
<こんなものにこだわって暮らしたい>
アナログの音、本、映画、パートナー、木、花、パソコン、美味しい食事、陽の光、猫、オシャレ、筋トレ、会話、書く、描く、言葉、知識、健康、仲間、友達、温泉、笑い
複数ブログ運営中!更新報告はtwitterから!フォローお願いします!

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

-リハビリ, 日々, 思うこと

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

大きくなったらなにになりたい?「・・・(だんまり)」

子どものころ、 「大きくなったらなにになりたい?」 と聞かれて、なんて答えていましたか? 子どものころ思い描いていた将来の夢。 今回は、この件についての思い出を綴ろうと思います。 現在、今後の夢につい …

心はナマモノなので、熟成もするし腐敗もするのです

少し前にある方のtweetを見て、 「それはね、心はナマモノだからです」 とコメントしようかと思いました。 でも「知り合いでもないのに、いきなりコメントするのもね……」と変な遠慮をしてしまい、コメント …

生きていく上で、一番大切なものはなんですか?

「生きていくうえで、一番大切なもの、 または、これさえ守っていれば大丈夫と思っていることはなんですか?」 webライターとしても、そのほかも、とても活躍されていて、とても尊敬している、とっとこランサー …

Yahoo!プレミアム会員の解約方法!登録解除のやり方は?

毎月クレジットカードの請求額の中に「ヤフージャパン」からの「498円」が入っていました。 ずっとずっと、何年も。 何も疑問に思わず、払い続けていました。 でも、今日、ふと思ったんです。 「yahoo! …

「経験」は最高の教科書である

最近はクラウドソーシングをしながら四苦八苦していますが、 なんだかんだ言っても、絶対的な「正解」はないし、それぞれの状況、それぞれの立場でやるべきことは違うのだと思います。 そして、自分にとって何が正 …



スポンサーリンク

未婚の母と、登校拒否の高校生男子と、自称「うまく生きてる」あたしの物語。
「そんな夜の、とっておき」

https://amzn.to/4aJxV8L

人気記事

管理人:mari(@Ruca_moon)
ライター、校閲、メンタル心理カウンセラー、ムビラ弾き♪ ライフワークは「伝えること」、チームで「自分らしさ」をテーマに発信したい☆
クラウドワークスID:wind888

もっと活動内容がわかるプロフィール



スポンサーリンク