自由に自分らしく生きていく

緊急入院を経てやっと自分らしく生きられるようになりました。体験からの学びをシェアすることが、少しでも自由に自分らしく生きていくことのお役にたてたら幸いです。☆寝たきりから回復中ライター・校閲、心理カウンセラー、ムビラ弾き♪

思うこと

価値観をゆがめない方法!誰かの価値観で自分の存在価値を決めない

投稿日:

言葉のチカラって、本当に大きいと思うのです。

最初は違うと思っていても、何度も言われているうちに、それが真実のように思えてくることも。

だから誰か一人の価値観だけで決めつけないこと、偏った価値観の人たちの中でだけ過ごさないことが大切。特に「自分の存在価値」についての価値観は。

というようなことを実感した経験を思い出したので、綴ります。



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否定的な言葉をかけられていた

具体的な言葉を覚えていないのですが、自分を否定するような言葉を育ってきた中で言われていました。

例えば「なんの取り柄もない」「笑われている」とかかな。

子どもの私は意味がわからなくて、でも悲しかったです。

そんな、なんの取り柄もないってことないよ! と心の中で思っていました。

「笑われている」って、誰に? と思っていました。普通に友達もいたし、別に誰からも笑われてなかったですから。

だんだん自分の価値観が揺らいでいく

最初は「そんなことない」と、言われたことを打ち消していました。

でも、言葉のチカラって、大きいのです。

言われているうちに、それがだんだん「真実」みたいに思えてくるのです。

例えば、こんな話があります。

絶好調の気分で朝、出かけて行った。なのに顔を合わせた知り合いに「どうしたの? 顔色悪いけど」と言われる。
一人目に言われたときは、「そんなことないよ」と思うけれど、次々に会う人に言われ続けているうちに、具合が悪いような気持になってきて、本当に体調が悪くなってしまう。

というように、人間は暗示にかかりやすいところがあるのです。

自分の存在価値が失われる

実際に私もそうでした。

ちょうど思春期で、心がやわらかい時期だったこともあるかもしれません。

最初は「そんなことない」と思っていたのですが、次第に「そんなことある」ような気持になってきたのです。

考えてみると、確かに際立った取り柄はない。

友達はいるけど、みんな無理しているのではないか。

本当の私は最悪で、みんな本当の私に気づいたら離れていってしまうのではないか。

「本当の私」ってなんなんだって思うのですが、考えているうちにそう思えてきました。

本当の私に気づかれないように、自分を演出しなければ、みんなに嫌われてしまうって。

投げやりにに過ごしていたバイト先で

「本当の私に気づかれないよう、みんなに好かれる自分を演出」していたつもりの高校生時代。

たぶん何も演じられてなかったと思うのですが、気持ちだけはパツンパツンに張っていました。

そして高校を卒業してから始めたバイト先で、力を入れ続けているのも疲れてしまい、もう何もかも面倒になって、「別に嫌われてもいいや」と、演出するのをやめました。

最初は投げやりになっていて、次第に投げやりも飽きてきて、素の自分で過ごしていました。

・・・そこで、驚くことが起きたのです。

バイト仲間が、普通に近づいてきてくれました。最悪なはずの私に。

そして普通に友達になってくれたのです。「面白いね」とかって、好感を持ってくれたみたいです。

あれ? 私、最悪なんじゃないっけ。なのに、みんな好いてくれる。友達になってくれる。

・・・もしかして私は最悪な人間ではないのでは?

驚きました。思い込んでいた(思い込まされていた)ことが、間違っていたと気づけた瞬間です。

引きこもりの性質でなかったからよかった

しみじみと、自分が引きこもりな性質でなくてよかったと思っています。

うちの中だけにいて、家族だけの価値観の中にいたら、私は自分の存在価値を見失っていたでしょう。「この世に存在する価値もない、最悪な人間だ」って。

外に出て、ほかの価値観に触れる機会があったから、自分のゆがめられた価値観に気づくことができました。

 

こんな経験をしたからこそ、だから言いたいです。

誰か一人だけの価値観、偏った価値観だけの中で生きるのはやめたほうがいいって。

いろいろな価値観に触れたほうがいい、自分を着替えらえる場所、自分の居場所はいくつか持っておいたほうがいいです。

特に、自分が最悪の人間に思えて、悩んでいるのなら、自問自答してください。

その価値観は、誰の価値観ですか?って。

自分の存在価値を否定する価値観なんて、取り入れる必要はありません。

思いあがることもないけれど、自分の存在価値を否定するのはおかしい。

もしも「こうなりたい」理想像があるのなら、そうなれるように努めていけばいい。

根本の存在価値を否定する価値観は、ゆがめられているのです。

自分の存在価値は自分で決める

手前味噌で恐縮ですが自費出版をした小説の中で、語り手が自分の存在価値に自信が持てなくなるシーンが出てきます。

「自分の存在価値ってなんだろう」
と自信を失っている語り手にかけられた言葉が下記。

「自分の存在価値を人の価値観にゆだねるな。自分の価値は自分で決めるものだ。
でも他力に頼りたくなる時もあるのは理解できる。僕の意見を言わせてもらえば、僕は君に出会えて楽しいし、よかったと思っている。
君が存在してくれていて嬉しいよ」

紙の本(文庫本)で出版しましたが、ネット上でも公開しています。
http://moonvillage999.blog.fc2.com/blog-category-17.html

 

大切な自分の存在価値は、誰かの価値観にゆだねるものではなく、自分で決めるものだと思います。

「必要のない存在」などと言われることがあったら、その環境からは抜け出すようにしましょう。価値観がゆがめられてしまうので!

自分らしく生きるためには、自分の存在価値を否定してくるような人のそばにいてはダメです。

 

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