自由に自分らしく生きていく

緊急入院を経てやっと自分らしく生きられるようになりました。体験からの学びをシェアすることが、少しでも生き苦しさから放たれ、自由に自分らしく生きていくことのお役にたてたら幸いです。☆寝たきりから回復中ライター・校閲、心理カウンセラー、ムビラ弾き♪

思うこと

マニュアルを求めすぎてはいませんか?心を使って判断しよう

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以前書いた記事を思い出したので、リライト。

2012年に書いた記事なのですが、どうも現代人は、なんでもかんでもマニュアルに頼りすぎているような気がする、それは違うのではないかと思ったお話。


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こたえを知っているはずの方にインタビュー

生きていると、たぶん誰もが遭遇する悩み、疑問。

”親しい友人、知り合いが解決法も思いつかないくらい辛い状況に陥ってしまった時、
一体どういう言葉をかけたらいいのだろう?”

知らんぷりはしたくない、
励ましたい、

――でも、不用意な言葉で、更に傷つけてしまうようなことはしたくない。

こたえを教えてくれるのではないか、という方にお話を伺う機会があった。
人生の半ばで障害を負ってしまった方を対象としている介護施設で働いている方。

こたえを聞いて、ハッと気づかされる

「そういう時(知り合い・友人が障害を持ってしまった時)、どういう言葉をかけたらいいのでしょうか?」
私は問いかけた。

この方だったら、明確な言葉を教えてくれるはず、と期待していた。

ところが返ってきたのは、
「状況によっても、その人の性格によっても違うし、これだ、というものはないんじゃないでしょうか。
それよりも、自分に出来ることはなんだろうと考える、ということが大切なんじゃないでしょうか」
という言葉だった。

なるほど、とは思ったものの、明確なコレといった言葉が聞けなかったのは残念という気持ちにもなった。

しかし、考えていて、ハッと気づいた。

私はマニュアルを求めすぎていたのではないか、と。

現代人はマニュアルに頼りすぎている

最近の傾向なのか、ずっと前からそうだったのか定かではないですが、例えば本屋さんに行けば、たくさんのマニュアル本が並んでいる。

「ダイエット法」「コミュニケーション法」「仕事で成功する方法」「モノを整理する、片付ける方法」「異性とうまくいく方法」等々。

電子書籍でも売れ筋はマニュアル系のようだし、ブログでもアクセスが高いのはマニュアル系の記事の傾向がある。

それらには、こういう時にはこうすればいい、という”正解”が書かれている。

そして私たちはそれを読んで、その通りを実行する。

 

放送されているテレビもそういう傾向があるかもしれない。

「こういう時には、こうすればいいんですよ」

簡単に正解を教えてもらえることに、私も含めた現代人は慣れてしまっている

それが当たり前のように思っている。

そのような傾向が、全てのことに安易に”正解”を求める心理につながってしまっているのではないだろうか。

マニュアルが必要なこともある

もちろん、マニュアルが必要なこともある。

仕事については、関わる人たちが共通認識を持っていないと、ひとつの仕事を成し遂げることができない。

仕事にだって柔軟性は大切だけど、仕事には”ある程度”のマニュアルは必要。

 

だけど、マニュアルに頼るのではなく、”自分の心で考えなくてはいけないこと”もあると思う。

自分だけで考えてもわからないことは周囲に意見を求め、
しかしそれを鵜呑みにするのではなく、何が正しく、何が間違っているのか、”自分の心で考える”ことが必要なのだ。

「どうしたらいいですか?」
と質問して、
「こうしたらいいですよ」
って答えをもらって、それを実行すればうまくいく、という流れは楽かもしれませんが、
その安易さは、何か間違っている

世の中にマニュアルは必要。

でも、安易に正解を教えてもらえるマニュアルを求めすぎるのは違うのではないか

もっと、自分の心で感じ、自分の心で考える、ということを大切にしなくてはいけないのではないだろうか

それに、考えてみると、自分自身も誰かから、マニュアル通りの対応をされても嬉しくないかもしれません。

それよりも、その人が、その人の心で考えた”ベスト”のことをしてくれたら、それはとても嬉しいことかもしれません。

自分流を編み出すことが大切

マニュアルは必要です。否定はしません。

私自身、仕事関係でもさまざまなマニュアルを拝見する機会があり、マニュアル通りを第一に心がける。

だけど例えば、成功した人の話を聞いて、マニュアルを見ながらその通りにやれば自分も成功できると思うのは安易すぎる。

そこから考えて、自分流を編み出さないと。

「自分ならでは」

の魅力を出していかないと。

マニュアルから学べるテクニックは必要だけど、小手先のテクニックだけでは通用しないことが、たくさんあると感じている。

 

困ったときに、その状況から抜け出せるマニュアルの方法に従いたくなる。ラクだから。

でも、そこでラクな道を選ばず、状況を感じ取りながら、心で必死に考え、自分流のこたえを導き出すことが重要。

 

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