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思うこと

仕事をすぐ辞める心理が理解できるかもしれない

投稿日:

4月になり、世間では新しい仕事や学生生活などをスタートさせている方たちが多いです。

希望に燃えて新生活をスタートさせていると思いきや、「就職した会社を辞めた」と報告している人がいて、

「いや、いくらなんでも早すぎでしょう。もう少し続けてみればいいのに」

と一瞬思いましたが、すぐに打ち消しました。

私がそれ思っちゃダメだって。

何故なら、私には「すぐに辞めた」経験があるからです。しかも大きいの2回。

誰からも理解されていないし、理解してもらおうとも思っていませんが、当時はとても悩み、つらかった。

だから私は「すぐ辞める」ことに対して常識人みたいな意見を言うのではなく、もっとその心理に寄り添うことができるはずなのです。



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入学した短大をすぐに辞めた

高校卒業後の進路を考えた結果、短大に進学することに決めました。

英語が好きだったので、英文科を目指し、なんとか合格。

 

ところが通い始めた短大に1か月ほどで通わなくなりました。

人間関係で問題があったわけではありません。

勉強がしたくなかったわけでもありません。

誰もなにも悪くない。

 

理解されないのを承知で理由をあげるとしたら、「限界だった」「もう無理だった」。だから「逃げた」。

短大には、ほとんど通うことなく中退という形に。

「人生最大のわがまま」

と思いました。

あのとき私は逃げましたが、逃げなければ無理でした。

人生は巡るものなので、逃げたことのしっぺ返しを後に受けることになりましたが、そのときはもう、全力で立ち向かいました。

抽象的でわかりづらいと思いますが、あまり詳細を述べたくないのです。

なので、そのときの心境だけ表現しています。すみません。

 

短大を辞めた私はバイトを始め、その後入学した専門学校の入学金を稼ぎました。

短大の入学金を無駄にしてしまったことの、せめてもの償い。

そんなことは単なる自己満足だとわかっています。

いまだに親から文句を言われますし、誰からも理解されないこともわかっています。

 

思い返せば、いろいろな想いが交錯していました。

それらを説明するのは長くなりますし、また、自分のわがままの言い訳をするようになってしまいます。

ひとつだけ言うとしたら、「弱いために、限界を超えるまで頑張れなくて、ごめんなさい」。

漫画家さんのアシスタントになったのに辞めた

高校生のときに自分たちで漫画部を創設しました。

友達が漫画を描くのが好きだったので「漫画部にしよう!」と決めたのですが、始めてみたらハマってしまい、漫画家になりたいと思うように。

高校在学中も出版社に投稿をし、短大を辞めた後の専門学校では絵を学びました。

専門学校を卒業して、紹介された漫画家さんのアシスタントになることに。

アシスタントのお仕事は毎日通うわけではなく、忙しいときだけ急に呼ばれます。

週に何回、月に何回通うと決まっているわけでもありません。

突然呼ばれるので、アルバイトもできませんでした。

そして私は、アシスタントの仕事を数か月で辞めることになります。

 

これも説明すればするほど言い訳みたいになってしまう。

周りから見たらたぶん、「プロの世界に入ってみたら、厳しくて嫌になったのだろう」などと思われたかもしれません。

でも「厳しくて嫌になった」のではありません。

理解してもらえないかもしれませんが、「プロと一緒に仕事をして、自分はココでは戦えない人間だ」と気づいてしまったというのが一番気持ちに近いです。

自分の中で生まれた「確信」に目を背けることはできなかった。

気づかずにアシスタントを続け、夢を追いかけていられたほうが、どれだけラクだったことか。

だって、「漫画家になるしかない」って一筋にやってきたんですよ。

学生時代はペンを握らない日はないくらい、描き続けていたんですよ。

その道が「違っていた」って……。

 

世界が色を失いました。

もしかしてアシスタント業でほかのバイトをするくらいに稼げていたのなら、バイト感覚で続けるという選択もあったかもしれません。

しかし漫画家を目指さないのなら、学生アルバイトより稼げない専属アシスタントを続ける理由が見つけられなかった。

アシスタントを辞め、新卒より数か月遅れて就職しました。

 

「厳しい」と思ったから逃げたのではない、目的を失って傷ついたなどと説明してみても、誰からも理解されないだろうし、理解してもらいたいとも思いません。

しかし理解されなくても、これは私の中の真実です。

 

いまだに高校時代の友人から、

「そういえば、なんで漫画家になるのやめたんだっけ? 描く漫画、好きだったよ」

などと言われます。

今でも落書き程度には描きますけどね……

理解できていないかもしれないけど、少しは理解できるかもしれない

今回のタイトル「仕事をすぐ辞める心理が理解できるかもしれない」ですが、本音は「少しも理解できていないかもしれない」です。

だけど上記のような経験をしてきた私は、周りからは「すぐに辞める」無責任な行為をしているように見える人が、実はものすごく悩んで傷ついているのかもしれないと考えます。

私自身がそうだったから。

しかしすべての人が同じ事情を抱えているわけでも、同じ感性なわけでもないので、私とは全く違うかもしれないし、よって、私はまったくなにも理解していないかもしれません。

 

でも、もしかして、悩み、傷ついている方へ。

誰からもなにからも理解されなくてもいいじゃないですか。

自分の心を偽らなかった、自分の心から目を背けなかった。

少なくとも私には、そのつらさ、そして尊さはわかります。

 

来月になると、「5月病」になる方もいるかもしれません。

周囲から「もっと頑張れ」といわれても「限界」と感じてしまう方もいるかもしれません。

「辞める」ことが「逃げる」ことになるとしても、”逃げるのもいいんじゃないですか?”といいたいです。

「逃げるが勝ち」ということわざもあります。

 

「逃げるが勝ち」とは、

無駄な戦いや愚かな争いなら、避けて逃げるほうが、結局は勝利や利益を得られるということ。

故事ことわざ辞典より

 

でも、忘れてはいけないこと。

人生は勝手にバランスをとるものなので、なにかをしたことの責任は、後に自分で受け止めるときがきます。

ずっと逃げたままにはならないでください。

一旦、逃げて力を蓄えたら、歯を食いしばってでも立ち向かってください。

 

人間は弱いものです。

でも「強くなろう」と思う気持ちを忘れないように。

うん、涙目でも笑おう!

 

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