以前、書いた心理テストで価値観がわかる記事、これって、恋愛の相性や、自分の弱点克服にも活かせるのではないかと思ったので、そのことを書きます。
弱点克服っていうか、心がラクになるというほうが近いです。心の偏りに気づけるというか。
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目次
まず「川を渡る女」を復習しましょう
「川を渡る女」の結果を確認してみましょう。
この結果で、価値観がわかります。
注目するのは1番目と5番目、つまり一番共感できる人物と、一番許せない人物。
今回は5番目の一番許せない人物が表しているものまで考えるとややこしくなるので、とりあえず一番共感できる人物が表しているものだけで考えていきましょう。
もちろん一番許せない人物が表しているものまで考えると、もっと深くなるのですが。ま、ここでは、とりあえず一番共感できる人物が表しているものだけを考えるとします。
L子とM男とH男と船頭Sと船頭Pが表しているものは、次の通り。
L子⇒LOVE(愛)
M男⇒MORALS(道徳)
H男⇒HOME(家庭)
船頭S⇒SEX(性欲)
船頭P⇒PROFIT(お金)
一番共感が持てる人物が表しているものが、価値観の優先順位が一番なモノです。
やってみて、本当に人それぞれの考え方、とらえ方があるのでおもしろいな~と思ったのですが、考えていたら、もっと深いものにも使えるのでは!と思えました。
例えば恋愛の相性。
最初はこの価値観が違いすぎると、恋愛無理でしょと思ったんです。
恋愛相性に活かす心理テスト「川を渡る女」
だって、よく「価値観が合う人がいい!」ってつきあう相手に求めますよね。
だから心理テストの結果がかけ離れていると、合わないんじゃない?と思ったんです。
例えば……、
うーん、例えが難しいですが、例えば、可愛がっているペットがいるとします。
ところがカップルで引っ越す先が、ペット禁止の物件だったとします。
「愛」を優先する人は、
「ペットは手放せない、内緒で飼おう」
「ペットOKなところを探し直そう」
と思いますよね。
ところが「モラル」(う~、モラルのとらえ方も難しいですが、”××するべき”が強い人としましょう)を優先する人は、
「物件のルールだから守らないと。ペットを手放そう」
と言うでしょう。
ペットを愛している側からは、許せないですよね。
誰かが困っているとき、「愛」を優先させる人は、危険をかえりみず、
「助けなくちゃ!」
と思うでしょう。
「お金」を優先させる人は、
「いくらくれるの? メリットある? タダならやらない」
と思うかもしれません。
助けようとしない相手の心境を聞いて「愛」を優先させる人は、
「損得じゃないでしょ!」
と頭にきますよね。
同じになる必要はない、理解できればいい
日々暮らしていると、選択しなくてはいけない場面に遭遇することは多いです。
その都度、基準となる価値観が食い違っていると、うまくいかないんじゃないかな~と思ったのです。
でもさらに考えていて、同じになる必要はない、理解できればいいのではないかとも思いました。
つまりお互いがまったく同じ価値観じゃなくても、
「あなたは◎◎を選ぶ人なのよね」
というのが、受け入れられればいいのではないかと。
その選択が腹立たしいと感じてしまうのならダメですが、自分とは違うけど、そんなところもいいよね、って思えればいいのではないかと。
同じになる必要はない、理解できればいい、理解できない部分には踏み込まなければいいと思います。
程よい距離感を保つのは、難しいこともありますよね。
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心理テスト「川を渡る女」を弱点克服に活かす
そして私は、さらに思いつきました。
この心理テストは、自分の弱点を克服する(心をラクにする)ことにも活かせるのではないかと。
常々思っています、長所と短所は紙一重。
その人の持つ個性が、長所にもなり、ときには短所になってしまう。
そして自分を苦しめる原因になってしまう。自分の長所に、自分が追い詰められてしまう。
具体的に考えてみましょう。
L子⇒LOVE(愛)に共感する人は、情が深くて心配しなくていいことまで考えてしまう。
M男⇒MORALS(道徳)に共感する人は、”××であらねば”という形にとらわれてしまう。
H男⇒HOME(家庭)に共感する人は、家庭が生きがいで依存してしまう。
船頭S⇒SEX(性欲)に共感する人は、自分を鼓舞させる欲望がないと元気が出ない。
船頭P⇒PROFIT(お金)に共感する人は、損得勘定を考えすぎて計算高くなりすぎてしまう。
ちょっとした気づきでラクになれる
上記のことに気づけば、自分の思考をコントロールできて、ラクになれます。
例えば、
『船頭S⇒SEX(性欲)に共感する、自分を鼓舞させる欲望がないと元気が出ない。』
の人は、常に欲望を求めて、それが手に入らないと元気が出なくて焦るかもしれないけれど、
「あ、自分、そういうところを求めすぎなところがあるんだっけ。別に過剰に求める必要ないんだ」
って自分が偏っている思考の部分に気づければ、力が抜けて、バランスとれるのではないかと。
人は満たされない部分を満たそうと、必死になってしまうところがあるので。
そして満たされないと苦しいと感じるものなので。
ここの部分、もう少し詳しく書いておきます。
L子⇒LOVE(愛)に共感する人は、愛情豊かなのは長所。しかし情に流されやすいのは短所。
M男⇒MORALS(道徳)に共感する人は、ルールをきちんと守るのは長所。「こうであるべき」というルールに縛られすぎるのは短所。
H男⇒HOME(家庭)に共感する人は、家庭を大切にするのは長所。家庭のためならほかをないがしろにしてしまったり、家庭に執着しすぎるのは短所。
船頭S⇒SEX(性欲)に共感する人は、自分の欲望に素直なのは長所。欲に振り回されるのは短所。
船頭P⇒PROFIT(お金)に共感する人は、クールに物事を考えられるのは長所。メリットデメリットにとらわれてしまうのは短所。
自分の中に不自然な苦しさを感じたら、これらのことを、ちょっと考えてみてくださいね。まず、気付くことが大切。
自分の心の癖に気づくことは大切
誰しもフラットなわけではなく、偏った部分を持っています。
考え方の癖、心の癖ともいえるでしょう。
でも、自分の心の癖に気づければ、気をつけていけます。
偏りすぎて、バランスを崩し、自分自身で自分を追い詰めることなく済みます。
心理テスト「川を渡る女」を、恋愛の相性にも、自分をラクにするためにも活用しましょう!
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