人間関係のトラブルの多くの原因は「嫉妬」という話を聞いたことはあり、「なるほど、その通りかも」とずっと思ってきました。
ところが最近、考えていて、
「いや、嫉妬ではないのではないか、怒りなのではないか」
と思ったので、そのことを綴ります。
悩みやトラブルの原因の多くは「怒り」ではないでしょうか。自分の中の押し殺された「怒り」が、悩みの本質なのかもしれません。
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目次
「嫉妬」も「怒り」の一種
悩みやトラブルの原因の多くは「怒り」なんじゃない?
と思ったのは、それまで原因だと思っていた「嫉妬」も、「怒り」の感情なのではないかと思ったからです。
「あんなやつがなんで成功してるんだ」
「可愛くてむかつく」
などの嫉妬。
言い換えると、
「自分のほうがレベルが高いはずなのになぜ成功できない」
→「自分を認めない回りがおかしい」
「可愛くありたいのに、自分は可愛くない」
→「理想的な可愛さを持っている人がいるのが許せない」
ね? 嫉妬って怒りの一種だと思いませんか?
でもこれらの感情は、「我ながら理不尽」なのだと思います。
だってこれらって結局「自分が不甲斐ないだけでしょ」ってことじゃないですか。でも「自分のレベルが低い」「自分は理想的な可愛さを手に入れられない」と思うと、自分を責めることになってしまう。
だから、怒りがねじくれて嫉妬となって表に出てくるのですね。
「あいつさえいなければ」ってね、自分の不甲斐なさを棚に上げて理不尽ですよね。
付け加えれば、そもそも自分と誰かを比べることが不毛な気がしますけれど。
怒りの感情に気づくことが大切
悩みやトラブルを抱えて悶々としているのは苦しいものです。
そこから脱出するためにはまず、自分の悩みやトラブルの本質は、実は怒りなのだということに気づくことが大切だと思います。
例を挙げてみます。
愚痴は消化されない怒り
以前、ツイートしたことです。
愚痴は消化されてない怒りなんですよね
じゃあ、怒りを爆発させればいいということではなくて
ああ、書ける。今の私なら書けるのに入院中
退院したら、ブログにしよう— mari_Ruca@ライター&占い師&ムビラ弾き (@Ruca_moon) December 27, 2019
あの人が気に入らない、
あのことが気に入らない、
繰り返される愚痴。
良く見極めてみてください。
その愚痴の本質は、消化されてない怒りではないですか?
「なぜ自分がこんな目に遭ってるのにわかってくれないんだ! わかって! わかってよ!」ってね。
抑制された怒りは病になる
ひどい言葉をぶつけられた、
ひどい扱いを受けた、
「自分に非があったから」
ひどい対応を受けたことを自分のせいにして、自分を責めていませんか?
もしも自分に落ち度があったとしても、ひどい目に遭わされても仕方がないということにはなりません。
実はひどい対応をしてきた相手に対して、怒りの感情を持っているのではありませんか?
抱えた怒りを自分のせいにして、自分を責め続けていると心身のバランスが崩れ、病につながってしまいます。
「実は自分は怒りを抱えている」と気づくことが、とっても大切です。
抱えてしまった怒りへの対処法
自分の中に抱え込んでしまった怒りに気づいたら、次はその怒りをどうするかが重要になってきます。
怒りへの対処法を見ていきましょう。
怒りをぶつける
怒りの対象者に向かって、怒りをぶつけるという方法があります。
暴力は良くないので、冷静に、理性をもって。
「私はあなたの××な言動に傷つきました」
と伝えるくらいはしてもいいと思います。
でも、それでスッキリするのなら良いのですが、ぶつけてもスッキリしない場合も多いのではないでしょうか。
その場合、ぶつけた分、余計ストレスになってしまうかもしれません。
プラスのパワーに転換する
これ、よくある方法ですよね。
いわゆる「悔しさをバネにする」ということ。
怒りが、悔しい思いがプラスのパワーに転換できるのなら、それは良いこと・・・です、一見。
でも「見返してやる!」が本当の自分を見失うことにつながるケースもあるので、気をつけましょう。
ここで書いてます↓
でも怒りを消せない相手であればあるほど、自分の人生から消えてほしくないですか?
この世からいなくなれとまでは言わないまでも、少なくとも自分の人生からはいなくなってほしい。
そんな相手に(自分の人生における)「見返したい相手」の役(敵役)なんて、重要な役割を与える必要があるのでしょうか?
しかも、そのキャスティングをしているのは自分自身。つまり自分の心次第でキャスティングから外すことができるのです。
切り捨てる
自分の中に抱えている怒りを切り捨てる方法があります。
できるのなら、これをするのがおすすめ。
怒りをぶつけて、余計ストレスになることもあります。
見返したい思いが過剰なアクセルになり、自分を見失うこともあります。
向き合って消化できる感情なら、大いに向き合いましょう。でも、向き合うだけ無駄なこともあります。
その場合は、とにかく切り捨てること。
理由も理屈も考えなくていい、振り払って切り捨てましょう。
無駄な感情に、今これからの大切な人生を支配されてはいけません。
こちらの記事も参考になれば。↓
(自分の価値観改革をする)
この方法については、また別途書こうかなと思ったので、カッコにしました。(でも、いつになることか;)
これを行うには、徹底的に自分と向き合う必要があります。
自分がこだわっていること、そのことにこだわる価値観そのものを変えることです。
自分の中の怒りに気づき適切な対処をする
悩みやトラブルの本質は、実は怒りであることが多いと思います。
怒りは形を変えて、自分の中に潜んでいるかもしれません。
抑えこまれた怒りが、病の原因になっているかもしれません。
まずは自分の中に抱え込んでしまっている怒りに気づくこと。
そしてその怒りに対する適切な対処をすることが、とても大切です。
消化できない思いを抱えたまま悶々と過ごすのは苦しいもの。
自分を苦しめる感情からは解放され、自分らしく生き生きと暮らしていきましょう。
こちらも参考になれば↓
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