小説を書いて自費出版をしたこともあるのですが、実は私、出版社の賞に応募して受賞したり掲載されたりした経験もあります。
まあ、それくらいでは生活していけるほどの収入も得られず、ほかの仕事をし続けてきたわけですが、小説はずっと書き続けてきました。
アマチュアが集う創作小説サイト(今もあるかは不明)に登録していたこともあり、そこでのエピソードについて綴りたいと思います。
簡単に説明すると、タイトルにもした「想像力と多角的な目線」を持つことが大切ということ。
また、「群れる」ということもあわせて書きたいと思います!
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アマチュア作家同士が「群れる」
創作小説サイトに集うのは、
「アマチュアの小説を読んでみたい!」
という人ではなく(中にはそういう人もいるかもしれませんが)、ほとんどが、
「自分の小説を読んでもらいたい! 感想を知りたい!」
という人たち。
登録して、自作小説をアップすると感想を書き込んでくれる人がいます。
そうするとやはり、書き込んでくれた人の小説を読みに行き、感想を書き込みます。義務ではないのですが。
逆に考えると、
「せっかく小説をアップしたのに、ひとつも感想がつかない……」
というときには、積極的にほかの投稿者の小説を読みに行き、どんどん感想を書き込めばいいわけです。
全員ではないですが、ほとんどの人が読みに来てくれて、感想を書き込んでくれます。
しかし!
上記のような感想のやり取りをしていると何が起きるかというと、ズバリ、「なれ合い」。
「●●さんの作品は、いつも味わい深いですね」
「ありがとうございます! ××さんの作品、また楽しみにしていますね」
などなど。
常連同士が、なれ合いともとれるやり取りをするようになります。
私はどうも、その「なれ合い」が苦手。
共に高めあっていけるのなら良いのですが、「誉め殺し合戦」をしているような気がして。
「超常連同士」の誉め殺し合戦を読んでいると、
「ここでは成長も発展もできないなあ」と感じます。
辛口コメントは、やはりしづらい。
だから書き込むとすれば、誉めるコメントになってしまうのはわかるのですが。
この「群れる」ということ。
一匹狼でいるのか、群れるのか。
ある程度の「群れる」は必要だと思います。私が考える理想的な「群れ」は、自立した同士の「群れ」です。
助け合いもするけれど、依存しすぎないといったような。
あるノンフィクションのような作品
ある時、作者の体験談のような、ノンフィクションといえるような作品が掲載されました。
確か、図書館に行ったら、不愛想な女性職員に対応されて嫌な気持ちになったというような内容。
小説なのですが、日記のような。
一方的に女性を責めるような内容でした。
女性職員さんにも何か事情があったのかもよ?と思った私は、
「職員さん目線の描写も想像するとおもしろいかもしれませんね」
などというコメントを書き込みました。
そのコメントに反応してか、その女性目線の小説を書いてアップした方が現れました。
元の小説を書いた男性とは別の人です。
図書館職員目線の小説とその後の展開
内容ははっきり覚えていませんが、大体次のような内容でした↓
「あああああ、もうぅぅ、朝からイライラすることばかり。旦那は自分のことしかやらない、子供はいうことをきかない。職場に来たら、しかめっ面の気難しそうな男性の対応に当たってしまった。本当についていない……」
その方は一応、「★★さんの小説を読んで、図書館の女性を主人公にした物語を作ってみました」と断っていました。
なかなかおもしろかったです。
「そうそう、これ! こういうのがおもしろい。女性側から見たら、男性が気難しそうな人ってことになっていて……」
が、元の小説を創った男性は、あまり気分がよくなかったようです。
たぶん結果的に、女性目線の小説の方は削除されたのではないかと記憶しています。
うまくコミュニケーションとれていれば楽しかったのに
もったいない気がしました。
もう少し上手にコミュニケーションがとれていたら、おもしろい試みになったのに。
女性目線の小説を書いた人は、やはりいきなり書くべきではなかったと思います。
きちんと元の小説を書いた人の許可をとらないと。
「書いてみたいんですけど、いいですか?」って。
ダメと言われたら、やめておけばいいし、
「おもしろそうですね、書いてみてください」
という話になれば、心おきなく書けばいい。
小説ではなくて、なんでも……、例えばブログや記事でも同じじゃないですか?
つまり「●●さんの記事を読んで、感じたこと」と、許可をとりつつ、相手をたてながら自分の記事を書くのは良いとしても、許可もとらずに書くと気を悪くする人もいるでしょう。
許可をとって書いたとしても不都合な点が出てきて、「掲載されてるの、困る」と言われたら、削除するべきですし。
悪意なく記事を書いても、「宣伝してくれてありがとー!」の人もいれば、「勝手に書くな!(怒)」の人もいるので、その都度対応。
なんにしても相手がいることなので、コミュニケーションが大切。
例にあげた小説サイトの件では、事前の断りなしに勝手に書いてしまったのは良くなかったと思います。
おもしろかったですけどね、女性目線のほうの小説。
想像力と多角的な目線で世界が変わる
女性目線の小説が掲載されたとき、「おもしろい」と思ったのは、元の男性主人公のノンフィクション風の小説が、あまりに一方的な内容だったからです。
自分は正しい、不愛想な女性がおかしい、と。
少なくともモノカキの端くれならば、「なぜ、この女性は機嫌が悪いのかな?」と思いを馳せる想像力、大切じゃないですか?
女性にも、機嫌が悪くなるような物語があるのかもしれないのだから。
そして女性から見た、男性はどんなふう? と考える目線を変えての想像力が大切。
つまーり!
言いたいのは、小説だけのことではなく、自分の価値観、目線だけで物事を見るのではなく、多角的にひとつの物事を想像力を駆使しながら見つめると、世界が変わるような気付きがあるかもよ?ということ。
私自身、視野を広く持って、いろいろなことに気付いていきたいです。
余談ですが、そこの小説サイトに投稿したひとつの小説について、
「どういう意味か、わからない」
という感想をいただき、ほかの方に、
「こういうことですよね?」
とフォローしていただいたことがあります。
わかりづらいと思いながら書いていなかったので、印象に残っています。
↓ちなみにこれ。今はnoteに移転しました。わかりづらいですか?? まだまだ修行が必要ですね。。。

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