クラウドソーシングを知り、webライティングを始めたころ、文字単価0.2円の継続案件を受注しました。
そしてそれが「安すぎる単価案件」と気づいても、しばらくの間継続していました。
今回は、何故、0.2円案件を受け、「安すぎる」と気づいてからも執筆を続けようとしていたのか、また何故、単価交渉をしなかったのかについて、そのころのことを思い出しながら綴ります。
興味がある方は、読んでみてくださいませ☆
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目次
0.2円案件を受けた理由
クラウドソーシングの存在を知り、登録をすると、何件かのスカウトメールが届きました。
当時の私は、ブログや小説は書いていたものの、webライティングに関しては初心者。
スカウトの内容を見て、「書けそう」と思った案件は受けていました。
知り合いにはwebライティングをやっている人はいず、クラウドソーシングの存在すらも知らない人ばかり。
クラウドソーシングというものがどういうものなのか、私が説明しているような状態でした。
0.2円案件は、スカウトメールの中のひとつにありました。
「初心者でもOK」、ライターを育ててくれる姿勢のクライアントさん。
何故、0.2円案件という激安案件を受注したのか?
初心者で自信がなかったから? その案件に興味があったから?
ズバリ、激安0.2円案件を受けた大きな理由は、
「文字単価のことなど、なにも考えていなかったから」
webライティングをするのが初めて、周りに詳しい人もいなかった私は、文字単価のことなど、なにも知らなかった。
つまり、「安い」と気づくこともできなかったのです。ホンモノの無知。
「安すぎる」と思っても、執筆し続けた理由
文字単価0.2円だと、4000文字書いて800円。クラウドソーシングの手数料が引かれると、700円にも満たない金額になります。
webライティング初心者だったこともあり(今でも執筆スピードはあまり変わらないかも)、4000文字記事を書くのに、リサーチを含め、1日かかっていました。
「起きてから寝るまでパソコンに向かっているのに、何故こんなに稼げないのだろう」
執筆記録を確認して、気付きました。記事単価激安案件に時間をかけすぎていることに。
当時、ほかに受けていた案件も0.3円や0.4円程度。一番高くて、0.7円でした。
0.7円案件に力を入れようとしましたが、私にとってその案件は、気持ちがのらないジャンル。執筆していても、つらくて仕方がなかったです。
0.2円案件は、納品すると、即、次の依頼が。激安案件といっても、修正依頼もありました。
1円案件の依頼を受けられるようになってくると、0.2円案件がいかに不効率かがわかるようになりました。
だって、同じ文字数書いて5倍の報酬ですよ! 5倍だからといって、それほど難易度も高くなく、修正依頼も多くはありませんでした。
しかし1円案件が受けられるようになっても、しばらくの間、0.2円案件を継続していました。「安いけど、これは続けよう」と思っていたくらい。
継続した理由は、受けていた案件の中で、一番クライアントさんの対応がしっかりしていたから。
指示も明確。執筆の仕方をわかりやすく教えてくれて、初心者だった私は多々教えられることがありました。質問をすると、すぐに回答をくださったし。
言葉遣いも丁寧で、支払いもきちんとしている。
「激安だけど、勉強になるから続けよう」
と考えていました。
単価交渉をしなかった理由
しかし、途絶えることがない激安の依頼が負担になってきました。
「こんなに細かく指示を出してきて、この報酬。ひどすぎじゃないか?」
と腹立たしさすら覚えるように。
そこで、思いついたのは「単価交渉」。
0.2円の文字単価を上げてほしいと伝えてみること。
でも私は、単価交渉することはしませんでした。
理由は、0.2円が2倍になったところで0.4円。5倍にしてもらえて、やっと1円。
単価交渉してみたところで、5倍にしてもらえるとは思えなかった。
そして、途切れず激安で依頼してくるということは、「それくらいの価値のライターと思われているのだろう」と単価交渉に挑戦するより前に、諦めてしまったからです。
安い報酬について、どうとらえるのか
webライティングだけではなく、安い報酬は存在します。
例えば私は今、兼業になって、派遣仕事をしていますが、時給、安いです。
「安いから楽な仕事なのかな」と思って始めましたが、楽ではないです。「この待遇で、ここまでやらせるか?」という感じです。
安い報酬については、「交渉するべき」なのかもしれません。
ケースバイケースですが、私は「嫌なら辞めればいい」と思う派です。
安いけどやりたいか、安いから辞めるか。
雇う側が能力を認めてくれているならば、報酬を上げてくれるはず。上げてくれないなら、それくらいの価値と思われているか、そういう雇い方をする雇い主ということ。その状況で、期待なんてしても無駄。
とはいえ、真面目に働いている人が、まともな報酬を受け取れないのはおかしいと思います。
そこは変えていかないといけない。
ライティングにも、働く人間たちにも、変えていく力があると信じています。
嘆いているだけではなく、生きやすい世の中に、自分たちで変えていきましょう。
もちろん、高い報酬を受けられるよう、自分のスキルアップ、真摯に仕事に取り組む誠実さを忘れないようにして。
ライター、タロット占い師、ムビラ弾き♪
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