先日、質問箱に届いた質問に答えました。
相手にどう思われるかを考えてしまう=相手の気持ちを尊重(優先)してしまう、ということですよね。
どう…続きは質問箱へ #peing #質問箱 https://t.co/RbF8QyRYTt
— mari_Ruca@ライター&占い師&ムビラ弾き (@Ruca_moon) October 1, 2019
見にくいですよね。わかりやすくは、下記です↓
質問「相手にどう思われるかを考えてしまうのですが、どうしたら自分を優先に考えられますかね。」
私の回答「相手にどう思われるかを考えてしまう=相手の気持ちを尊重(優先)してしまう、ということですよね。
どうして相手の気持ちを(自分の気持ちより)優先してしまうのか、その理由を考えてみると、どうしたら良いのかのヒントが見えてくるのではないでしょうか。」
簡単に回答しすぎて意味不明かなと思ったので、今回は回答の補足を書きます。
興味がある方は読んでみてください。
スポンサーリンク
目次
そもそも「相手」と「自分」を分けることはない
私はそもそも過剰に「相手」と「自分」を分ける考え方をしなくてもいいと思っています。
詳しくは下記で書いています↓
私はあなた、あなたは私。
別々の人間とはいえ、個のつなぎ目は曖昧な時もあるよねって思います。
物事は巡り巡って自分に戻ってくるのだから、困っている人が周りにいたら、できるだけ力を貸したらいいじゃないですか。
支え合って暮らしていけばいいじゃないですか。
周りの人が不幸だったら自分だって悲しくなるし、周りの誰かが幸せならば自分だって幸せを感じられる……、じゃないですか?
もちろん、自分を傷つける存在とは距離を置く必要があると思います。
私は「他人の不幸は蜜の味」と思っているような人とは距離を置きたいですね。
相手にどう思われるかを考えてしまう理由は?
話を元に戻します。
質問「相手にどう思われるかを考えてしまうのですが、どうしたら自分を優先に考えられますかね。」
私の回答「相手にどう思われるかを考えてしまう=相手の気持ちを尊重(優先)してしまう、ということですよね。
どうして相手の気持ちを(自分の気持ちより)優先してしまうのか、その理由を考えてみると、どうしたら良いのかのヒントが見えてくるのではないでしょうか。」
回答の意味を詳しく説明します。
相手にどう思われるのかを気にしてしまい、自分の気持ちを優先できない
ということは、つまり、
自分の気持ちよりも相手の気持ちを優先してしまう
ということ。
そこで、何故、自分の気持ちよりも相手の気持ちを優先してしまうのか、その理由を考えてみましょう。
思いつくことを上げてみます。
- 相手が大切な存在だから
- 相手に良いイメージを与えたいから
- 相手を嫌な気持ちにさせたくないから
- 相手が期待している自分でいたいから
- 相手の支え(力)になりたいから
- 自分の悪口を言われるのが嫌だから
- 良い人だと思われたいから
- 自分よりも相手の存在が尊いと思うから
これらの中にピンとくるものが無いとしても、結局、質問者は「自分を優先できていない」と思いながら、ご自分を優先しているのだと思います。
何故なら、「相手にどう思われるかを考えてしまう」というご自分の気持ちを優先しているのは、質問者ご自身だからです。
もし相手が何かを言ってきたとしても、「気にしない」という選択肢があるはずです。
なのに「相手にどう思われるかを考えてしまう」ことを優先している、それを選んでいるのは質問者ご自身。自分を優先できないと思いながら、「相手にどう思われるかを考えてしまう」という自分の気持ちを優先しているのです。
そこで、相手を優先してしまう理由をあらためて考えてみましょう。
やむを得ない事情の場合もありますよね。その場合は、それにどう対処していくかを考える。
理由を深堀していくのも良いですね。
例えば「相手が大切な存在だから」だった場合、何故、大切な存在なのか、大切な存在の気持ちを自分よりも優先してしまうのは何故なのか。だって大切な存在であったとしても、なにも自分よりも優先しなくてもいいという考え方もあるからです。
あるいは、
「なーんだ、相手の気持ちを考えることなかった」
と気づける場合もあると思います。
(マインドコントロールされているとしたら、もっと深い話になると思います。自分の選択に疑問を持ったことが、コントロールから抜け出す一歩目になるのかもしれません)
相手がどう思っているのかなんて決めつけられない
また「相手にどう思われるかを考えてしまう」ことについてですが、相手の本心なんて決めつけられませんし、例え想像できたとしても、人の心はコロコロ変わるものです。
言葉で「好き」と言っている人がいたとしても、心の中では「嫌い」と思っているかもしれない。または、その時は本心だとしても、何かの瞬間に「好き」が「嫌い」に変わるかもしれない。
あまり考えすぎると人間不信になってしまいますが、それくらい人の心は難しいものだと思います。相手の気持ちというか、自分の気持ちだって変わってしまうことあるでしょう? そう、自分の気持ちですら、あやふやでしっかりと把握するのは難しいものです。
だから、あやふやすぎる相手の気持ちを想像だけで決めつけて、それに左右されることはないのです。
自分の気持ちを優先させる方法
というところで、
「どうしたら自分を優先に考えられますか」
の、私が思う回答まとめです。
「相手にどう思われるかを考えてしまう」ことが心地よいなら、相手にどう思われるかを考えていていいと思います。
つまり、それが自分(の気持ち)を優先していることだから。
反対に「相手にどう思われるかを考えてしまう」のが苦痛なら、相手にどう思われるかを考えてしまう理由を考えましょう。
例えば、「悪く思われたら仕事に支障がある」ということなら、打開策を練る必要がありますね。もしくは、その仕事を失っても大丈夫かどうか考えるとか。
前者の「相手にどう思われるかを考えてしまう」のを心地よいと感じている人でも、限界を超えないように気をつけましょう。
残念ながら、自分の気持ちを押し殺して相手のために尽くしても、その想いは伝わっていないことが多いです。
言葉で伝えていて、「伝えたから大丈夫」と思っていても、伝わっていないことは驚くほど多い。
なので、相手を優先することが心地よい範囲を超えて、苦しくなるようなら、相手を優先することをやめましょう。あなたの大切なやさしい心が利用されるだけになってしまうから。
消耗して、ぽきっと折れてしまう前に気づきましょうね。
あなたを苦しめる存在から距離を置いたとしても、誰もあなたを責めません。責めてくる存在があるとしても、気にする必要はありません。それらは無責任な攻撃だから。
自分の心を守れるのは自分だけ。だから、自分の心を守ることを優先しましょう。
「相手にどう思われるかを考えてしまう」が心地よいならそのままで、苦しいのなら、相手を優先させてしまう理由を分析し、自分の心を優先する道を選ぶようにしましょうね。
以上、私なりの回答になります☆
追記
自分の経験を思い出しました。参考になるかもしれないと思い、追記します。
子供の頃、親から、
「親戚中があなたのことを笑ってる」
と言われることがありました。
「いとこの××ちゃんに比べて、あなたは・・・(ため息)」
とか。
子供ながらに思ったものです。
何故、親戚に笑われなくちゃならないのか。
何故、××ちゃんと比べられなくちゃならないのか。私には私の良いところがあるのでは。
そして、
何故、親なら笑いものになっている子ども(私)をかばってくれないのか。
今考えると、これって一種の虐待??
人と比べる習慣がなかった私でしたが、こんなことをたびたび言われたせいで、
「人と比べるようにするのが正しい」
という、ゆがんだ価値観が植え付けられてしまった気がします。
だから、
「人は人。何言われたって関係ない」
と思う一方で、たまに「良く思われたい」という欲がむくむくと出てきてしまう。うざいですね(笑)
でも、原因に気づいているし、ゆがんだ価値観だと認識もしているので、自分では大丈夫だと思っています。
ということで。
自分の中に、ゆがんだ価値観が育ってしまっていないか確認することも大切なのでは、という追記でした。
追記2
また後日思いついたことを追記します。
日本には、村八分があったため、生き抜いてきた日本人の遺伝子には、
「仲間はずれにされたら死んでしまう」
というような、集団の中で目立たないように、角を立てないようにしなければという思いが組み込まれているのではないかということ。
村八分とは
村八分(むらはちぶ)とは、村落(村社会)の中で、掟や秩序を破った者に対して課される制裁行為であり、一定の地域に居住する住民が結束して交際を絶つこと(共同絶交)である。
村だと、田んぼに水が行かないようにしてしまうこともあったのだとか。
田んぼがダメになってしまうと、生きていくことが難しくなったのだとか。
命に係わることだったら、なるべく相手の気持ちを逆立てないようにと思ってしまうのは理解できます。
日本人はたぶん、みんなと同じだと安心する。
以前聞いたことがある国民性をジョークにした話、
船から海に飛び込んでもらうのには、なんて言って説得すればよいか。
アメリカ人相手なら、「保険に入ってますから(飛び込んでください)」
イギリス人相手なら、「決まりになっているので(飛び込んでください)」
そして日本人相手なら、「皆さん飛び込んでいるので(飛び込んでください)」。
話はそれますが、給付金は国民全員に平等だったのでよかったのかも。
うーむ、遺伝子レベルの話になると難しいですね。
でもやはり現代では、自分が苦しくなるほど相手に合わせる必要はないと思います。
自分の中には遺伝子レベルで「みんなとうまくやらないと死んじゃう」という思いがあるのを意識することが、行き過ぎない抑止力につながるのかもしれません。
ライター、タロット占い師、ムビラ弾き♪
複数ブログ運営中!更新報告はtwitterから!フォローお願いします!
Follow @Ruca_moon
スポンサーリンク