自由に自分らしく生きていく

緊急入院を経てやっと自分らしく生きられるようになりました。体験からの学びをシェアすることが、少しでも生き苦しさから放たれ、自由に自分らしく生きていくことのお役にたてたら幸いです。☆寝たきりから回復中ライター・校閲、心理カウンセラー、ムビラ弾き♪

思うこと

「需要」はクオリティではなくタイミングで決まる

投稿日:

前回のブログでの予告↓

次回、たぶん具体例をあげて需要がなければ稼げない説明をします。たぶんたぶん。

 

ということで、予告通り!具体例をあげて需要が無ければ稼げない説明をします。

具体例とは、じゃじゃじゃん! 別ブログで書いたコチラの記事↓

宮沢賢治:生前は自費出版2冊だけだった童話作家

そうです。今では知らない人はいないくらい有名な童話作家の宮沢賢治。なんと生前は自費出版2冊だけだったんです。

「好き」で「得意」な童話を書いた宮沢賢治。そして作品のクオリティも高かった。なのに、生前はまったく評価されませんでした。

自分で書いたこの記事を元に、「好き」「得意」「需要」、そして「宮沢賢治の生き方について」考えてみます。読んでくださっている方もご一緒に!



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実家の商売には興味なし

実家は商売をやっていて裕福だった宮沢賢治。

跡取りでしたが、商売にはまるで興味がなかったといいます。

商売には向かないと父親に理解してもらい、宮沢賢治は勉学に励み、ときには自然を満喫し、仲間と一緒に雑誌を作りながら学生時代を過ごしました。

卒業してからも商売を継ぐ気にならなかったのですが、学校の先生になる話がきて、妹の勧めもあり、先生になる決意をします。

学校の先生をしながら2冊の自費出版をする

宮沢賢治の授業は変わっていたといいますが、生徒には人気がありました。

先生をしながら童話を書き、2冊の自費出版をしました。

1924年(大正13年)

  • 4月:詩集「春と修羅」
  • 12月:童話「注文の多い料理店」(全部で9編を含む)

「春と修羅」は1人の評論家だけが誉めてくれましたが、「注文の多い料理店」は誰一人からも評価されませんでした。

はい、ここで考えてみましょう。今では有名な童話「注文の多い料理店」。

決して作品のクオリティが低かったわけではないことはわかりますよね。でも、当時は誰からも評価されなかった、本屋さんに置いてもらっても売れなかったんです。

宮沢賢治が書く物語はおもしろくて魅力的。

つまり宮沢賢治にとって「創る作業」は、「好き」なことであり「得意」なことであったといえます。

出版時には、もしかして感覚的に新しすぎたのでしょうか? 正確な理由はわかりませんが、誰からも楽しんでもらえなかった、必要とされなかった、「需要」がなかったから売れなかった。

売れるためには「好き」「得意」よりも「需要」が大切なことがわかると思います。売れるためには、「作品のクオリティ」さえ関係ない。

宮沢賢治の世界を理解してもらうのには、時代が早すぎたのだとすれば、「需要」を得るにはタイミングが大切といえます。時代を読み、ニーズを考える

おもしろいかおもしろくないかは、タイミングで決まる。

新しい表現を試すのは難しいですね……。

先生を辞めて農民の心を知ろうとする

宮沢賢治は「本を出しても売れないのは、農民の気持ちがわかっていないからではないか」と考え、先生を辞めることを決意。

農業をしながら無料の学校を始めますが、その理想は高すぎて、2年ほどで勉強会に集まる人はいなくなりました。

元々体が弱かった宮沢賢治は、体調を崩し実家に戻ることに。

その後、一旦持ち直しますが、また体調を崩してしまいます。

「生きものを命を奪うくらいなら、自分が死んだほうがマシ」と言い、家族が体のためにと勧める肉や魚を食べようとしませんでした。

1933年(昭和8年)9月21日午後1時30分逝去、享年37。

自分の信念を貫いたことの価値

宮沢賢治の人生を客観的に見ると、「先生を辞める必要はなかったのでは?」と思えました。

先生には向いていた、先生として働くことを求められていたのなら、先生として働きながら作家活動をすればよかったのではないか。

それなら体に負担をかけることなく、もっと長生きできたのではないか――

 

そうかもしれません。しかし同時に思うのです。宮沢賢治の人生は、頑固なまでに自分の信念を貫いた、素晴らしいものだったのではないかと。

実際に貧しい農民生活を経験したからこそ、得られた感覚があったのかもしれません。

病床で詩や童話を書くことを楽しんでいたという宮沢賢治。

「雨ニモマケズ」は、残されたメモだったといいます。信念を貫いた病床でだったからこそ、書けたものだったのかもしれません。

「稼ぐ」ためには「需要」です。

「好き」や「得意」、「作品(仕事)のクオリティ」さえ、「稼ぐ」ことには直結しません。「需要」がなければ購入してもらえない。

 

でも、どうでしょうか? 稼げなくても信念を貫き、作品を残してくれた、その作品に私たちは楽しませてもらっています。教えられ、諭されています。

宮沢賢治の創作活動は、生前は評価されなかったけれど、決して無価値なものではありませんよね。売れないからって投げ出さず、作品を残してくれてありがとう、ですよね。

 

皆さんは、宮沢賢治の生き方をどう思いますか?

「好き」で「得意」だったけれど、稼げない創作活動を続けて愚かだった?

信念を貫き、売れなくても創作を続けたことを称賛する?

 

「自分は何をすればいいの?」と悩んでいる方は、宮沢賢治の生き方を通して、「好き」「得意」「稼ぐ」「需要」について、もう一度考えてみてはいかがでしょうか。

認められなくても信念を貫くのか、稼ぎたいから需要を追求するのか。多少不本意であっても需要を満たし稼ぎをキープしながら、好きなことを続けていくのか。

もちろん生きているうちに「好き」なことで認められ、稼げるのに越したことはありませんが。

目的によって、生き方は変わってくると思います。なにが正解かの答えは、自分の中にしかありません。

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