一緒に新しい部活動を作ることを考えていた友達が、たまたま漫画好きだったので始めた漫画部でしたが、
創作することが楽しくて、熱心に活動に取り組みました。
定期的にコピー用紙で部誌を作り、図書室に置いてもらっていました。
部員達がそれぞれ連載漫画を描いていました。
年に一度の文化祭のために、印刷屋さんに頼んで販売用部誌を作りました。
合作もしました。
登場人物一人一人、描く担当を決めて、オリジナル漫画ストーリーを掲載しました。
力を合わせて一つのものを作り上げる作業は、とても楽しかったです。
文化祭では原画展示、プロの漫画家さんの模写をその場で描いて売るなどしました。
高校での活動とは別に、私は漫画誌への投稿を始めました。
デビューに至るまでの賞はとれなかったのですが、その下のレベルにはちょこちょこ入賞し、
賞金は画材を買うための資金に充てていました。
夏休みには出版社が開催するスクーリング(プロの漫画家さんを招いて、漫画家志望者が集って学ぶ)にも参加しました。
一作品描いている間に、次の作品のアイディアが浮かびました。
中学生の頃ほど思春期で大変だった感じではないのですが、
やはり悩みはあったので、無になれるペンを握っている間は宝物のような時間でした。
「漫画家になりたい」
と私は思うようになりました。
当時の部誌(表紙は私画ではありません;)