お盆なので、ということもあるので、
お墓参りに関係した体験談をひとつ。
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目次
引っ越し先を探していた
今から数年前、
私は入居する物件探しをしていました。
不動産屋の案内で物件を見に行って、その中のひとつが新築で綺麗だということもあり、
「ここがいいかな~」
と思い、入居の審査をしてもらうことにしたのですが、
その物件の管理会社がお盆休みに入っているということで、しばらく審査結果待ちの状態になりました。
そして、祖母の命日がお盆の頃というのもあって、私は都内にあるお墓参りに行きました。
心の中で、
「あの物件の審査、無事に通るといいな」
と思いながら。
お墓参りを終えた後・・・
お墓は小高いところにある場合が多いですが、
そのお墓も階段を上ったところにあります。
お墓参りを終え、私は出口に向かう階段を下りました。
その時のことです。
いきなり、
”あの物件はやめた方がいい! なぜならば、あの物件は狭すぎる!”
という言葉が頭の中に閃きました。
感覚としては、自分が思いついた考え、でした。
でも、思いつく流れとしては、とても不自然に思えました。
「あの物件の審査、通るといいな」
と思っていたはずなのに、
いきなり、
「あの物件はやめた方がいい! なぜならば、、、」
とその理由まで、頭の中に流れ込んでくるというのは、不思議です。
しかし、その言葉が頭に入ってきて、
冷静になって考えてみると、
「確かにあの物件は狭すぎる。希望していた広さの半分しかないし、収納スペースもないし、自分のものも全部は運びこめないほど。なんであの物件がいいと思ったんだろう」
と目が覚めたような気持ちになりました。
帰りに物件を見に行くと・・・
「あの物件よりも、もうひとつ見に行った物件の方が広いし、収納スペースもあるし、家賃も安い。もうひとつの物件がまだ空いていたら変更しよう!」
と思いつきました。
物件は、明るいうちと、日が暮れてから、両方見に行った方がいいといいます。
明るい間は良く見えても、日が暮れると一転して物騒になる場合というのがあるそうです。
2つの物件、通りを挟んで近くにあったので、お墓参りの帰り、日が暮れてから見に行ってみました。
審査を申し込んでいた物件は、明るいうちは陽の光を浴びて素敵に見えたのですが、
日が暮れてから見ると、近くに街灯もなく、暗闇の中で物騒に見えました。
もうひとつの物件の方は、やわらかい灯りにほんわりと包まれていて、
ただいま~って、帰っていけそうな、
帰るとホッとできる場所のように感じました。
「絶対こっちの方がいい! まだ空いていますように!」
祈るような気持ちで、不動産屋に連絡をしました。
死んでる人は生きている
「今から変更するとキャンセル料がかかる」
などと嫌味だか脅しだかみたいなことを言われました。
「契約してないのに、発生するはずもない解約料をとろうとする不動産屋がいるから気を付けて」
と友達からアドバイスを受けていました。
これが、それか~と思って、
鼻で笑いとばしたら、それ以上、請求してくることもなく、物件の変更にも成功しました(笑)
それが、今住んでいる物件です。
何人かに、お墓参りに行った時のエピソードを話しましたが、皆、
「それはおばあちゃん(とおじいちゃん)が教えてくれたんだよ~」
と言います。
私も、そう感じています。
今年も、先日お墓参りに行きました。
”いろいろあるけど、がんばりたいと思ってるよ。応援してね。また来るね”
と話しかけました。
ある方と話をしたときに、その方が、
「死んでる人は生きてるのよ!」
と言いだし、私は思わず間髪入れずに、
「私もそう思います!」
とこたえたことがあります。
亡くなったらそれでおしまい、と思っていないから、お墓参りに行って、手を合わせる。
見守ってくれている存在を信じながら、
その存在に恥じない生き方をしていきたいなと思います。
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シングルマザーと、登校拒否の高校生男子と、自称「うまく生きてる」あたしの物語。
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ライター・校閲、心理カウンセラー、ムビラ弾き♪
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