モノにも、人間とは違うかもしれないけれど「心」のようなものがあると感じています。
今回は、そう思うきっかけになったエピソードを紹介します。
目次
駅で定期入れを落とす
学生時代、電車通学だったので、定期入れを持ち歩いていました。
気に入って買った定期入れでしたが、汚れてしまい、使うたびに、
「汚くなっちゃったな。早く新しいの買いたい」
と思っていました。
ある日、その定期入れを駅で使おうとすると、「ない・・・」
ポケットにもバッグの中にもなくて、どうやら落としてしまったよう。
落としたとしたら駅の構内なので窓口に行くと、
「まだ届いていないけれど、届くとすれば定期を購入した駅の窓口に届きます。数日後に届いているかもしれないので、行ってみてください」
と言われました。
数日後、窓口に行く
数日後、定期を購入した隣駅の窓口に行くと、届いている定期の中に私の名前が!
やった! 誰かが届けてくれたんだ!
窓口で、「定期を落として、これ、私の名前なので届いていると思うんです!」と告げると、駅員さんが届いているはずの定期入れを探し始めました。
ところが。
駅員さんが引き出しの中を探しても見つからない。いろいろ探しても見つからない。
ついにほかの駅員さんに声をかけている。
段々焦ってきました。
届いているはずなのに見つからないってこと、あるんだろうか・・・。結局、なかったりして・・・。
定期入れが戻ってきたくないのかも、と気付く
そこでハッと気づきました。
私は定期入れを使うたび、「汚い」「こんなの使いたくない」「早く新しいの買いたい」と思っていました。
だから、あの定期入れは私の元に戻ってきたくないのかも。。。
心の中で定期入れに呼びかけました。
汚いなんて思ってごめんね。どうか戻ってきてください。
そしたら・・・、本当にその直後です。
「あった、あった! こんなとこに入ってた!」
駅員さんが定期入れを探し当てました。
モノにもココロのようなものがある
このことがあってから、人間とは違うかもしれないけれど、モノにもココロのようなものがあると思うようになりました。
特に愛用品は、自分を守ってくれていると感じるようになったのです。
モノを大切にするし、お疲れ様のときには感謝をしてお別れをするようにしています。
お気に入りのモノに囲まれて、心穏やかに暮らしていきたいです。
オリジナル小説、Amazonにて販売中☆
よろしくお願いします!
未婚の母と、登校拒否の高校生男子と、自称「うまく生きてる」あたしの物語。
☆創作小説・短編 noteにて公開中
☆創作小説・中長編 エブリスタにて公開中
ライター・校閲、心理カウンセラー、ムビラ弾き♪
夢はチームで創作作品を発信していくこと☆
<こんなものにこだわって暮らしたい>
アナログの音、本、映画、パートナー、木、花、パソコン、美味しい食事、陽の光、猫、オシャレ、筋トレ、会話、書く、描く、言葉、知識、健康、仲間、友だち、温泉、笑い
複数ブログ運営中!更新報告はtwitterから!フォローお願いします!
Follow @Ruca_moon