自由に自分らしく生きていく

緊急入院を経てやっと自分らしく生きられるようになりました。体験からの学びをシェアすることが、少しでも生き苦しさから放たれ、自由に自分らしく生きていくことのお役にたてたら幸いです。☆寝たきりから回復中ライター・校閲、心理カウンセラー、ムビラ弾き♪

日々 思うこと

今も未来も過去も「言葉」が決める

投稿日:

リハビリをしていると、よく「前向きですね」と言われます。

多くの場合、なかなか回復しないと諦めてしまうらしいのです。

私は「前向きでいよう」と思っているわけでもないし、みんな前向きでいるべきだと思っているわけでもありません。

ただ、前向きだとして、前向きであるコツはと聞かれたら「言葉」と答えます。



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良くなることしか考えていない

良くなることしか考えず、リハビリに励んでいます。

「もしかしたら良くならないのでは?」と思えば落ち込んでしまうので、考えません。

リハビリの果てに良くならない未来があるのだとしても、それはそのとき考えればいい。

今の最優先は、精一杯以上の状態でリハビリに取り組むこと。それを阻むものはシャットアウトする。

それでも退院してから、絶望的な気持ちが湧き上がることがありました。

そんなときは、入院中の担当看護師さんの言葉を唱えました。

「○○さん(私)は、看てきたなかで一番の努力家で有言実行ができる人です」

看護師さんとの間で「有言実行」の意味は2つあります。
・退院して自活する
・(杖を使わず)フリーハンドで歩けるようになる

看護師さんの言葉を続けて3回ほど呟くと、不思議なことにネガティブ感情が飛んでいき、
「よし、がんばるぞ」
と切り替わります。

素晴らしい、言葉のパワー。

良くなることしか考えていないから、自然に回復したらやりたいことを頭に浮かべてワクワクできます。

気持ちも軽くなり、頑張るパワーもアップ。

実際、スローペースですが、確実に回復しています。

良くなるための情報が入ってくる

スピリチュアル的な表現になってしまうかもしれませんが、これはいわゆる「引き寄せの法則」というものかもしれません。

良くなることしか考えていないから、良くなるための情報が入ってきます。

もしかして、違う思考でいたら、スルーしてしまう情報なのかもしれませんが、良くなりたいといつも意識しているから、そのための情報にピンとくるのです。

例えばたまたまサイクリングの記事を読んでいて、
「ペダルをこぐときに足を持ち上げる動作が腸腰筋(ちょうようきん)を鍛えるために役立つ。腸腰筋が衰えると、寝たきりになる」
という記述を発見したことがありました。

「腸腰筋! これはまさに私が鍛えるべき筋肉!」
とハッとして、即、部屋のなかでペダル漕ぎができる簡易的なグッズを購入しました。

やってみたら、すごく効きました。足の出方がぐんと良くなる。

これで自主練した連休明け、通所リハビリに行くと、
「あれ? なんか姿勢が良くなってる。どこかで何かやってもらった?」
と言われたほどです。

これです!↓ 品切れですが、興味ある方は同じようなグッズを探してみてください。

そんな調子で、
「必要な情報が入ってくる確率が高い気がする。不思議!だけどありがたい」
と思っていましたが、これは「良くなるぞ」と思い、そのことばかりを想像し、挫けそうになれば言葉によって立ち直り、自然に口にする言葉も前向きになった結果だったのかもしれません。

なりたい自分をイメージすれば使う言葉も変わる。言葉によって助けられ、前向きな言葉を意識することでイメージも変わる。すると、その状況を引き寄せるというわけですね。

要するに、良くなりたいから「良くなることしか考えずにきた」は正解だったのだと思います。

脳に言い聞かせて楽しくリハビリ

言葉に関係するリハビリのエピソードをもう一つ。

歩行器を使って歩くリハビリを始めたとき、転倒しそうで怖くなってしまったことがあります。

筋力が足りなくて、うまく歩けないのは仕方ない。

しかし、自分の中の恐怖心でリハビリがはかどらないのは避けたい。

そう思った私は、頭に浮かぶ恐怖心を消すことを試みました。

「怖い」と頭に浮かびそうになったら、すかさず「楽しい」と言葉をかぶせてみようと。

案外、脳は騙されやすいんじゃない?と思ったのです。

「イチ、ニッ」と頭の中の掛け声も「たの、しい」に変えて。

そうしたら、不思議。

本当に恐怖心が消えたのです。

このとき、思いました。脳の判断によって、心は動く。そして脳は、言葉でコントロールされる。

つまり、年中ネガティブなことを考えていたら、現実もネガティブな方向に向かってしまう。ポジティブに考えていれば、ポジティブに向かう。

今の言葉を変えれば、未来も過去も変わる

意識すれば、今使う言葉を変えられます。

そして、今使う言葉で未来の方向は変わってきます。

また、過去の出来事すら、今の言葉で変わります。

何故なら、過去の出来事が自分にとってどうだったのかを解釈しているのは、今の自分だからです。

よって、今使う言葉を変えて、心が変われば、過去の出来事すら変えられます。一つの出来事でも、解釈の仕方は一つではないですから。

今使う言葉を変えれば、未来も過去も変わる。

ならば、なるべく自分らしく生きられる状態をイメージして、それに合った言葉を使うようにすることが、心地良く生きるコツなのではないでしょうか。

 

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