B社に連絡をしました。
事情を話すと、もう一度、作品を見てくれるとのことでした。
私はB社に提出するための執筆活動を始めました。
その執筆に取り組んでいるとき、不思議な感覚がありました。
例えば、
「やるぞー」
と思って原稿に向かうと、いきなりバッテリーが切れて、部屋が真っ暗になってしまったり。
いつもならそんな失敗しないのに、原稿の上にコーヒーをこぼしてしまったり。
――なんか、ジャマが入ってる? 取り組んでいることが間違ってる?
カンなのか、思い込みなのかわからないのですが、
私には、たまにそういうことが起こります。
やっているときに、なんとなくジャマが入っている気がすると、
結局そのことはうまくいかないっていう。
何度かそういうことを経験しているので、
「コレ、うまくいかないかも」
と思ってしまうようになりました。
でもそのときは、B社に向けての原稿を書くしかなかったので、書き上げて、見て頂きました。
まるで、取り合ってくれませんでした。
愚かにも、その時初めて気付きました。
A社を優先した時点で、B社の編集さんは頭にきていたのだと。
A社がダメになったから、今度はB社で、なんて、虫がよすぎる考え方なのだと。
その後も、親が心配してくれて、知り合いをたどって、大手編集部を紹介してくれました。
私のために頭を下げる親を見ていて、悲しくなりました。
もう、いい。
自分だけのチカラでやる。
できないなら、できないでいい。
こんなのは悲しすぎる。
それでも原稿を預けて、連絡を入れると、嫌味を言われたのを覚えています。
私はコネを利用した嫌な人間になってしまっていたようです。
そんなこんながいろいろあり、
これ以上、親にも心配をかけるのはイヤで、
どうしよう……
私はまた悩むことになります。
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