自由に自分らしく生きていく

緊急入院を経てやっと自分らしく生きられるようになりました。体験からの学びをシェアすることが、少しでも生き苦しさから放たれ、自由に自分らしく生きていくことのお役にたてたら幸いです。☆寝たきりから回復中ライター・校閲、心理カウンセラー、ムビラ弾き♪

自費出版する

本作り計画(11)

投稿日:2017年5月9日

続きです。

**********

(2005年6月2日)

初校に修正を入れて返したのが、ちょうど出版社側が忙しい時期だったので1週間が過ぎても再校があがって きませんでした。

出版社の忙しい時というのはハンパじゃないくらいだということなので、
「あまり急かしてもなあ」
と思ったのですが、
「猛スピードで校正をして返したのに、後回しにされるのも納得いかないような……」
とも思い、どんな感じになっているかメールで聞いてみたところ、それからすぐに再校があがってきました。

本文の再校(初校を修正したもの)と、表紙のデザイン。表紙の方は今回が初校。

エンジンかかっている私は、ギアをトップに入れて、
「徹夜してでも即日終わらせるぞっ」
と意気込んでいたのですが、そんな意気込むほどの大変な作業ではありませんでした。

本文は2度目なので、もうほとんど修正箇所はなかったのですが、数ヶ所だけ修正を入れました。

表紙については、大体のイメージは作って送っておいたのですが、
出版社側が作ってきたのを見るのは初めてだったので、何ヶ所も修正したい点がありました。

例えばタイトルの綴りの間違い。書体の変更。文字のレイアウト。色合いの指示、等々。
表紙の方がたくさん修正点があったので、1日先に返送。

と同時に、
「表紙のデザイン(レイアウト)をメールの添付ファイルで送っていただくことは可能ですか?
全体のイメージがムリなら、書体の見本だけでも。
その方が出来上がってからまた修正を入れるよりも、効率がいいように思うのですが」
とメールをしました。

会社でカタログ等のデザインをデザイナーに頼む時にも、まず添付ファイルで送ってもらって、
それを見ながら修正したいところなどを指示して、実際の原稿を送ってもらう、ということをしているので、
できないことはないだろうと思ったのです。
紙にプリントされたものが送られてきて、修正をしてまた送り返して……、ということを何度も繰り返すよりも
その方がずっと効率がいいと思ったのです。

ところが出版社側からきたメールには、
「校正は紙上でやっていただきたい」
と。
つまり、先にファイルを送ってもらい、それを私が確認することは無理だというのです。

素人である私がなにもわかっていないのかもしれませんが、
「本当に無理なんだろうか?」
と思ってしまいました。

大体ですねー
最初に送ったデータにしても、私の方としては最初から書体を変えたいところとかフリガナを入れたいところの指示などは1度でやってしまいたかったのです。
だけどそれらの指示は初校でしてくださいということで、私としては1度でやってしまえた方がよかったのですが、
「そういうことなら、まあいっか」
ということで、その通りにしたのです。

過ぎたことはいいとしても、
今回、なんで前もってファイルを送ることができないのか、できないわけはないでしょうと言いたくなったのです。
また送ってもらったり送り返したり、時間がかかるだけじゃないですか?
細かい話、送料だってかかるわけですし。

しかし、やっぱりいい雰囲気でいい仕事をしてもらいたいですし、
ここで私がキレ気味になるのは逆効果?と思いました。

なんといっても私は素人。
プロである出版社側が仕事を進めてくれる方法が結局は一番の近道であったということになるのを期待しています。

**********

つづく。

 

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