続きです。
**********
(2005年6月15日)
前回送られてきた表紙の初校は、色の濃淡がついていないベタのものだったのですが、
今回はきちんと濃淡がつけられたものが送られてきました。
それと本文の再々校。
本文の方はもう修正部分はなかったのですが、送られてきた表紙を見て、
「えっ、こ、これ?」
と思いました。
表紙はフルカラーにすると高くなるので、一色で濃淡をつけるようになっていたのですが、その一色はブルー系にすることにしていました。
さわやかなイメージでいいかなって思ったからです。
ところが、ブルー系といっても基本色を「紺」にしたので、全体的に重い……
重いということ以外にも、考えていたのとはなんか違う……
透明感もない……
それにタイトルの書体も気に入らない……
文字の微妙なバランスもよくない……
濃淡の付け方もちょっと違う……
指示したところも修正されきれていない……
タイトルの書体は他にどういうのがあるのか?
書体見本を見せてほしいのが本音ですが、ファイル(メール)では送れないって言われているし。
書体が不自然であることを指摘、書体の変更を指示することにし、
問題は表紙の基本色。
透明感を出したい。
ではもう少し明るいブルーにしたらどうだろう?
……いや、明るいブルーにすると、文字が見づらくなってしまう。。。
見本は送れないと言われているので、必死に頭の中で色を変えたイメージを考えるしかありません。
※あー! 私がグラフィックソフトを持っていたら、自分でいろいろシミュレーションできるのに!
と、もどかしい気持ちでいっぱい。
しかし持っていないものは仕方がないので、とにかく必死に頭の中でイメージするしかありません。
ここで指示した結果、イメージと違う表紙が作られて送られてくると、また修正しなくてはならなくなり、時間ばかりがかかってしまいます。
頭の中でイメージした結果、ブルー系はやめることにしました。
どのブルー系を基本色にしたとしても、しっくりこなかったからです。
思い切って、赤系、オレンジ系……
いろいろ考えましたが、やはりしっくりきません。
イエロー系だと文字が読みにくいしなあ……
そして。
考えに考えてイメージした結果、グリーン系にすることに。
グリーンの中にも、いろいろな緑があると思いますが、
真緑ではなくて、「エメラルドグリーン」にすることに決めました。
「エメラルドグリーン」といっても、人それぞれイメージが違うと思うので、間違いがないように色見本を添付しました。
タイトルの書体を変えて欲しい、使う色を変えて欲しい、等々、いくつかの指示を同封し郵送。
ふう~
いい感じの表紙ができますように……、と祈るばかりの私でありました。
(-人-)
※現在の私は「illustrator」というソフトを購入し、独学で、ある程度使えるようになりました。
**********
つづく。
更新報告はtwitterから!フォローお願いします!
Follow @Ruca_moon