思うことはいろいろあれど、
契約終了になってしまうのは仕方がないので、
次を考えなくてはいけませんでした。
有給休暇がたっぷりあったので、それを消化しながら今後を考え過ごしていました。
同じく終了になるスタッフたちは、最後まで残ることなく、どんどん辞めていきました。
やはりプライドもありますよね。
私はそういうこと、割り切れちゃうのですが。
有給消化もあるので、これでラストという日、派遣リーダーから、「人がいない。今月いっぱい残れないか」と言われました。
意味不明なのですが、不要だから切られるはずが、実は必要?
仕事がイヤで辞めるわけではないし、協力するのは構わないけれど、
有給消化をウヤムヤにはしたくなかったので、その旨を伝えて、妥協案をいくつか出しました。
結果的に、有給消化分、契約を伸ばしてもらえました。
本当は休みに入るはずだった日の朝、起きて鏡を見ると、片目が真っ赤になってしました。
人生初の結膜炎。
頭では、仕事をあと数日続けることを負担とは思っていませんでしたが、実はもう無理だーという体からの訴えだったのでしょうか。
結膜炎の状態のまま、残りの数日は、心おきなくトップスピードで仕事をこなしました。
その後、どうするかということについて、私ははじめ、また続けて派遣仕事を探そうと思っていました。
でも自分のやりたいことをやりたい気持ちもありました。
具体的な方法が思いつかなかったので、どうしようかと思いながら、私は占い師でもあるので、カードをひいてみました。
「どうすればいいですか!」
休んでいるカードが出ました。
「えっ、でも休んでたら生活費が困る!」
と思ってひきなおしても同じカードでした。
でも、その結果になんとなく納得してしまったんです。
未来のことはわからないけれど、自分の今までのことはわかります。
そのとき出たカードは、現在、私は傷ついている、だから休養が必要というものでした。
なぜ傷ついているのかというと、「一生懸命やってきたから」。
た、確かに。
自分なりにひたむきに働いてきました。
問題も起こさず、なるべくスタッフ間でもトラブルを起こさないようにしてきました。
仕事内容も得意分野のはずでした。
それなのにカットされることになった……。
傷ついているといえば、確かにそうでした。
「じゃあ、いつまで休めばいいですか」
と聞いてみました。
「2月」と出ました。
2月いっぱいなのか、2月の途中までなのかわからないけれど、2月か……、
先のことはわからないので、とりあえず自分の占いを信じて、2月までは今まで時間がなくてできなかったことをどんどんやっていこうと思いました。