その派遣仕事は、私の派遣経験の中でも一番長く続きました。
結果的に2年半ちょっと。
その間、派遣会社の営業マンが2度変わりました。
変わった2人の営業マンは派遣会社を辞め、転職していったのです。
なんとなく、派遣会社自体が縮小されているのではないかと感じていました。
チーム内のメンバーに対して不満のあるスタッフは、営業マンにその不満を訴えていました。
3人目の営業マンに、「とりあえず仕事は年度末の3月まではありますよ」と面談のたびに言われていました。
”3月まではあっても、それで終了だろうなあ”
と思っていました。
仕事が少しずつ縮小されているのを感じていたからです。
終了がイヤというより、そろそろ潮時と思っていました。
仕事内容に不満はありませんでしたが、チーム内の雰囲気も悪くて、精神的に疲れていました。
私は元々、派遣仕事がやりたかったことというわけではなかったので、
この業務が終わったら、その時こそ、自分でなにかできればいいなと考えていました。
フルタイムで働いて、疲れて、自分のやりたいことができないという日々をずっと続けている虚しさも感じていました。
ところが、3月まであると思っていた仕事が、「12月で契約終了」と告げられました。
しかも全員終了というのではなく、選ばれて切られたのです。
「私、なにか悪いことした??」
予定していたより早く仕事が終わることになり、しかも選ばれて契約カットされるスタッフの一員に入れられたことは、とてもショックで混乱しました。