自由に自分らしく生きていく

ライター、心理カウンセラー・タロット占い、ムビラ弾き♪自由に自分らしく輝きながら生きていく☆ライフワークの”伝えること”が、少しでも「生きること」「生きていくこと」のお役にたてたら幸いです。

日々

ゆくひと、のこるひと

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父の長女として生まれてきた。

おかしな言い方になるけれど、生まれたときからのつきあいなのに、父という人間をよく理解することができなかった。

今回、お寺さんで、

「お父様はどのような性格の方でしたか?」

と聞かれて、のこされた家族たちで顔を見合わせてしまった。


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父の人生

父の実家は土地をたくさん持っていたらしく、子供の頃は裕福だったということだ。

父の父(私にとっては祖父)は体が弱く早世したが、生きていたころは怖い存在で、子供たちは口を利くこともできなかったという。

父は次男だったが、兄である長男が結婚し実家を継ぎ、居場所を失い、東京に出てきた。

国立の大学に入学した後、私立の大学に編入し、某大手企業に就職したが、私が生まれた年に脱サラ、起業した。

しかし商売はうまくいかず、その日の食費すらもらえなかった母は、お腹に弟がいるとき、幼い私の手をひいて、お金持ちの家の家政婦のような日雇いの仕事をしていたらしい。(まるで覚えていないけれど)

仕事を終えて、日銭を手にしてクタクタになって帰る道すがら、幼い私が母を元気づけようと「夕焼け小焼けの赤とんぼー♪」と歌っていたという。

その歌声に励まされ、握っていたお金でその日のご飯を買って家に帰っていた。

時代の波に乗って、商売がうまくいったときもあった。

羽振りがいいときに、次男である父は墓を購入し、土地を買い、家を建てた。バブルがはじけた後、膨大な住宅ローンが残った。

ローン完済を目指したけれど、結局、マイホームは手放すことに。ローンが返済しきれるほどの価格で売れたのは、本当にラッキーだった。

「強いていうなら……、家族なんじゃないかしら」

父がいなければ、この世に生まれてくることもなかった。

感謝している。

でも嫌な部分もたくさん知っている。

正直いって、どういう人間だったのか理解できていない。

仕事に追われて時間がなかったこともあるのだろうが、熱心に打ち込むような趣味もなかった。

本も読まなかった。映画も観なかった。旅行も嫌いだった。好きな音楽もなかった。

お酒も好まなかった。グルメでもなかった。

友だちがたくさんいたわけでも、語らうのが好きだったわけでもなかった。

――近いはずの存在が、こんなに遠くに感じられるのは何故なのだろう。

「お父さんは、なにをしているときが楽しいのかな。なにをしているときが幸せなのかな」

数か月前、母に聞いた。

母は考えた挙句、言った。

「強いて言うなら……、家族なんじゃないかしら」

家族の存在がモチベーション

その言葉を、今更ながらあらためて思い出す。

そうかもしれない。

仕事に追われていたような人生だったけれど、決して楽しくて仕事をしていたわけではなかったように思う。

つらいことも、苦しいことも、悔しいこともたくさんあっただろう。

それでも、がんばり続けられたモチベーションは、家族の存在だったのではないだろうか。

愛情にあふれる穏やかな家族とは言い難い、いびつな家族だったかもしれないけれど、そんな家族を守ろうという想いが、支えになっていたように思える。

のこされたひとたち

父が人生を通して守ろうとしてくれたのこされた家族たちは、精いっぱい人生を生き抜かなくてはと思う。

その姿を見せることが、父への供養にもつながるのだと思う。

なのに、告別式が終わり、家族だけになり、親子喧嘩が始まる。

似た者親子の母親と弟が言い争いを始める。

間に入りながら、うんざりだと思うけれど、救いは、心の底には愛情があるはずと感じられるところ。

自浄作用が働いて、良い方向に行けばいいなと願う。

言葉がチカラになるならば、少しでもチカラになれるかもしれない言葉を使おう。

言葉

覚えている言葉、なんだろう。

「十人十色だからな。誰からも良いと言われることなんてないんだから」

と言われたことがあった。

なんのときだっただろう?

誰かに悪く言われたことを訴えたときだったかな?

 

地元のサッカーチーム、浦和レッズの年間シートを買っていた。

J2に落ちてしまったときに、

「落ちたから、もう来年からは買うの止めるか」

と言った父に、私が半泣きで切れた。

「なに言ってるの! 落ちたときこそ応援するのがサポーターでしょう!? いいときだけ応援するなんて、サポーターじゃないよ!」

剣幕にびっくりした父は、翌年も年間シートを購入した。レッズは1年でJ1に返り咲いた。

 

なにかの記念日に、両親と私で気取ってチーズフォンデュを食べようと席に着き、父が真っ先に具にチーズをたっぷりとつけたのを見て、私は声を荒げた。

「なんでそんなに取るの! ほとんどカラになっちゃうよ! ほかの人もいるんだから、空気を読んで!」

父は苦笑しながら、多く取りすぎたチーズを戻した。

 

(上記の後半は父の言葉というより、父とのエピソードですね)

 

人生というものを、きれいごとだけでは片づけたくはないし、語りたくもない。

人生にはきれいなことばかりではなく、憎しみも怒りも醜さも汚さも含まれている。

それでも、人間が生き抜くということは、尊いものだと思う。

精いっぱい生き抜いた人生に「お疲れさまでした」という敬意を捧げたい。

葬儀後詐欺に気をつけて!

追記になりますが、

葬儀中の家を狙って連絡をしてくる人がいます。

家に電話が来たのは、旦那さんが父の友人だったと名乗る女性。

住所の確認とかしてきたそうです。

怪しい。旦那さんが友人だったのなら、何故本人がかけてこないのか?

葬儀で留守にしている家を狙う空き巣がいると聞いたことがあるので、戸締りをしっかりして、金目のものは持って出ました。

家族でその名字の知り合いを思い出そうとしたのですが、思い当らず、

かけてきた電話番号を検索したら、ひっかかりました!

「葬儀後に電話が来た」と複数の人の口コミがあり。

その後も、実家には違う番号から違う名字で怪しい電話がかかってきているそうです。

目的が定かではありませんが、葬儀中の家を調べて電話をかけてくるケースが多く起きているようです。気をつけてくださいね!

 

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-日々

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