嘘をつかれたらイヤですよね。
しかも、それに巻き込まれたら頭にきますよね。
「これ、嘘だよね?」
と問いただしたくなりますよね。
でも、そんな正義と思える振る舞いで、逆ギレされることもあると思った体験談です。
なるべくトラブルに巻き込まれないほうがいいと思うので共有します。
スポンサーリンク
目次
某カルチャースクールにて
大分前ですが、某カルチャースクールに通っていたころのこと。
ある教室で一緒になったA子はおっとりしたタイプで、年齢も近かったこともあり、親しくなりました。
その後、別々の教室に通うようになっても交流は続くことに。
でも、付き合いが長くなるうち、A子が、なんていうか、表現が難しいのですが、考え方がおかしいというか、頭がまわってないというか、うまく社会生活を送れないタイプというか、、を感じるようになりました。
なんだかトンチンカンだな~と思うことが多かったのです。
とはいえ、基本的には悪気がない人だと思っていたので親しい関係は続いていました。
「カルチャースクールを卒業」することに
そしてある日、焦った様子のA子から連絡がきました。
「教室の責任者に呼び出され、”A子さんは長く通っているから、もう教えることがないので卒業です”と言われ、カルチャースクールをやめることになった」と。
呼び出しには、忙しくてなかなか行けなかったけど、何度か言われたので行ってみたら「卒業」を告げられたと。
通い続けたかったA子は動揺し、同じくらいそのカルチャースクールに通っている私のことを思い出したそう。
「○○さん(私の名前)も長く通ってるはずですが」
と、その場で言ったとか、言ってないとか。
まあ、とにかく私にも「卒業」の話があるのかどうか、確かめるために連絡をしてきたのです。
「卒業」はA子だけ
そのカルチャースクールの卒業制度なんて聞いたことがありませんでした。
でも、気になったので当時通っていた教室の担当の先生に聞いてみることに。
「卒業制度ってあるんですか? 別の教室に通っているA子さんが卒業と言われたようなのですが」
先生からの返事は下記のとおり。
「卒業制度はありません。更新していただければ継続できます。実際、何年も通っている生徒さんもいます」
そして、先生も気になったようで、責任者に確認してくれて、続けて返事がきました。
「A子さんと親しいということなので言いますが、A子さんはなにか問題があって、やめてもらうことになったようです」
辻褄が合う
問題を起こして(問題があって)、やめさせられた!?
驚きましたが、自分の都合のいいいように話を作ってしまうところがあるA子なので、実際には「やめさせられた」けれど言わなかったんだと思えば納得でした。
「やめてもらいたい」ことをやんわり伝えるのに、責任者が「卒業」という言葉を使ったのは事実だったのでしょう。
でも、考えてみれば、A子が「卒業」を信じていなかったことがわかります。
A子は何度か呼び出されていた、なのに渋ってなかなか出向かなかった。
これは、行けば、良くない話をされることがわかっていたからではないでしょうか。
教室に行ったついでに責任者のところに寄るのは、難しいことではないはずなので。
だんだん腹立たしくなる
カルチャースクールにとって、生徒はお客様。
長く通ってくれるのはありがたいはずなのに、やめさせられるなんて一体、なにがあったのやら・・・
と思いましたが、理由はわかりませんでした。
しかし、この件について考えているとだんだん腹立たしくなってきました。
もともとA子のトンチンカンさにはカチンとくることもありましたが、悪気はないのだからと気にしないようにしていたのです。
でも、今回は「〇〇さん(私の名前)も卒業ですよね?」
と、巻き込もうとして、先生に聞いてみたため、先生まで巻き込んでしまった。
そしてそれは、A子自身が問題を起こしていたからだったのに、とぼけて嘘をついていた。
いえ、A子自身、「卒業」を信じていたというのなら、話は別です。
でも、前述したとおり、A子も「卒業」ではなく、やめさせられたのだということはわかっていた気がしました。たぶん、理由も。
なのに、プライドの高さから認められず、事実をゆがめたのではないかと。
A子に聞いてみる
A子に会う機会があった際、聞いてみました。
それまでにも些細な嘘はつかれてきたけど、このときは先生まで巻き込んでしまったこともあり、ハッキリさせたい気持ちもあって。
「卒業ではなく、あなたに問題があったからだと聞いたよ」
ストレートに言ったような記憶があります。
些細な嘘のときには、
「あ、そうだった、勘違いだった」
と認めたこともありました。
が、このときは。
おっとりタイプのはずのA子の顔つきが変わりました。
「なにそれ、問題なんて起こしてないよ、なんでそんなこと、問題なんて起こしてない・・・」
証拠を突きつけたら認める結果になるばかりではない
嘘である証拠を突きつけたら観念して「ごめんなさい、嘘だった」と認める展開になるばかりじゃない、
逆ギレされることもある、と思いました。
なにかがあったからやめさせられたのは事実です。
それがなんなのかはわからないけれど、A子にはわかっていたはずで、やましいことがないなら、「自分は悪くないのに、悪いことにされてしまった」など、話せると思うんです。
それを話さないのはやはり、なにかA子が悪いとされることがあったのだと思います。
それまでのA子の言動から考えても、そう思います。
その後、A子との付き合いは終わりました。
ほかにも嘘が多く、不信感が募っていったからです。
このように、明らかな嘘を問いただした場合、必ずしも相手が認めて悪いと思ってくれるとは限らないということを共有します。
嘘をつかれたうえ、トラブルになって被害を受けませんように。
関係性にもよると思いますが、本人が気づいて対処しない限り噓つきは直らないので、できれば親しく付き合わないほうが良いように思います。
☆この記事を書いた人☆
mari@ライター・校閲、心理カウンセラー、ムビラ弾き♪
「自分らしく生きること」を発信していきたい☆
複数ブログ運営中!更新報告はXから!フォローお願いします! Follow @Ruca_moon
オリジナル小説、Amazonにて販売中☆
よろしくお願いします!
シングルマザーと、登校拒否の高校生男子と、自称「うまく生きてる」あたしの物語。
「そんな夜の、とっておき」 |
☆創作小説・短編 noteにて公開中
☆創作小説・中長編 エブリスタにて公開中