本人が気づいていないのであろう、あまり良くないことについて、アドバイスとして伝えるべきか、伝えても意味がないのかは悩むところです。
「本音で語り合いたい」と、前に書いたのに、こういうことで悩むのは矛盾しているかもしれませんが。
相手との関係性にもよります。
「言ってみても意味ないかなあ」
と思うときもあります。
今回は、「気付いているなら、アドバイスを伝えたほうがいいのか」について、思うことを書きます。
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目次
伝えたら、100万倍くらいの激しい反撃を受けた例
その人にそのことを伝えられるのは私しかいないし、本人は気づいていないようだし、「これは伝えておこう」と思ったことがありました。
そのことを気づかずにしていると、今後、傷ついてしまう人がいるかもよ?
というような内容です。
でも、責めていると誤解を受けそうと思ったので、「責めているわけではない」などなど、誤解されそうなことについて、詳しく前置きをしました。
ところが、返ってきたのは――
「こんなふうに誤解されないといいな」と予想した何倍もの誤解をしていて、その上、もんのすごい、それこそアドバイスしたことの100万倍くらいの勢いで、反撃の言葉をぶつけられる結果に。
100万倍っていうのは言い過ぎか、100万倍以上といっても過言ではないかもしれませんが、要するに、それくらいの勢いでした。今でも反撃された言葉が突き刺さっているくらいです。
そのときに、
「同じ日本語を使っているのに、こんなに通じないんだ」
と思いました。逆に、違う言語を使っていたって、わかり合おうという気持ちがあれば、もう少しわかりあえるのではないかと。
結果的に、残念なことに私の真意はまるで伝わらなかったと思います。
でも伝えなければ良かったと思っているかというと、伝えて良かったと思っています。
なんでかっていうと……、うーん、一言では表現しづらいのですが、”距離の取り方がわかった”というようなことでしょうか。
アドバイスしてもらえて、ありがたかった例
次に、私がアドバイスを受けた話です。
ある時、ある場で、おもしろおかしく体験談を話しました。
「頭にきて、プチっと切れちゃったんですよー」
などという表現を使ったのだと思います。
その場にいた方たちも、和やかな雰囲気で聞いてくださっていました。
ところが――。
帰り道で、先輩の男性に何気なく言われたんです。
「あの……、あの表現はどうかな? プチッと切れるとか。聞き手のことも考えると」
ハッキリとではなく、やんわりとした指摘だったと思います。
でも、ハッと気づきました。
話をした場には、脳梗塞で半身が不自由になってしまった方がいました。
私ったら、なんて心遣いに欠ける表現を……。
その方に責められたわけではないし、その方もみんなと一緒に笑ってくださっていました。
でも、その指摘、本当にありがたかったです。
言われなかったら、私はずっと気づけずにいたかもしれません。
そして同じようなことを繰り返してしまい、誰かを傷つけてしまったかもしれません。
最近、伝えるかどうか迷ったこと
最近、伝えるかどうか迷ったことがあります。
ご本人は気づかずに良かれと思ってやっていることだけど、それだと傷つく人がいますよっていうような内容。
伝えるかどうか迷ったので、詳しそうな人に相談しようかとも思いました。
でも結局、相談もアドバイスもしていません。
その方の言動から、「真意が伝わらなさそうだな……」と感じているからです。
真意が伝わらず、つまり目的が果たせず、反撃を受けるのは、もうコリゴリ。
だけど、あらためて思いました。
アドバイスしてもらえるのって、ありがたいことだと思いません?
気づかずにやっていることが周りの気を悪くさせてしまうことなら、さりげなくでも指摘してもらえるの、とってもありがたいことですよ。
見て見ぬふりされて、「あの人、感じ悪いね」って陰で言われることの方が悲しい。
悪意のある攻撃を真に受ける必要はないですが、有益なアドバイスは素直な気持ちで受け取るほうがいい。
そのためには言ってもらえるキャラでいることも大切ですね。
ダメなことはダメと、愛あるアドバイスをしてもらえる人間関係を築くことも、とっても大切。
しかし物事に「正解」はない
ただ、物事に絶対の正解はないんですよね。
アドバイスと思ったことが、自分勝手な思い込みのこともあります。
「見当違いかもしれないけれど」ということも含めて、伝えるべきかどうかは本当に悩むところです。
結果的には、やはりアドバイスしあえるような信頼できる人間関係を築くということでしょうか。
そこで、それが○なのか×なのか共に話し合える仲ならば、最高☆
流れを変える、意識を変える☆
書いて描いて弾いて占います。
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