「気付く」という姿勢や目線を持っていることが大切だと思っています。
気付かないでいると、チャンスを棒に振っていたり、周りを知らないうちに不快にさせていたり、理由もわからず自分も苦しかったりするからです。
「気付く」ためには、心を、神経を、研ぎ澄ませていなければなりません。
なぜならば……。
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目次
人は注意してくれないもの
周りの人は案外、気付いていても注意してくれないものです。
何故かって、下手に注意して悪く思われたくないし、トラブルになったら嫌だから。
特に、年齢を重ねてしまうと誰からも注意されなくなってしまう。
もしも、純粋に「悪いことは悪い」と指摘してくれる人が周りにいるなら、宝物です。
例えば、こんな体験がありました。
その男性は、たぶん60歳は過ぎていました。
もらった名刺には「代表取締役社長」の肩書が。
ところが、グループでビアホールに入ったところ、なんとカバンの中から駄菓子を出してメンバーに配り始めました。
そして頼むのは、無料の水。
あり得ない! 恥ずかしい!><
だけど、その年配の男性に、誰も注意できませんでした。
だって年上だし。
それに、そんな子供にするような注意はしづらいです。
「こういうことが恥ずかしいことだって、教えられてこなかったんだなあ」
そう、それが恥ずかしくみっともないことであることに気付くことなく、年齢を重ねてしまったのでしょう。
そして、もはや誰も注意してくれない。陰で悪口を言われることはあっても。
知らなければ、やり続けてしまう
子供のころにされた躾(しつけ)、
「そんなの全然、守ってないよ。無駄だった」
と思う人もいるかもしれませんが、無駄ではないです。
それが、悪いことだと教えてもらっただけでも、無駄ではありません。
例えば、
「脱いだ靴は、ちゃんと揃えなさい!」
と躾けられたけど、そんなの守ってないよーという人もいるでしょう。
でも、「脱いだ靴は揃えたほうが行儀が良い」とわかっているだけでも、その知識は宝物。
だって、わかっていれば、いざという時に気を付けられるでしょう?
「脱いだ靴を揃える」ことを知らない人は、気を付けることができない。
そして、
「なんか、行儀悪いとか言われてる? なんのことだろう?」
と理解もできないから。
気付いたら、考える、そして直していく
人は面と向かって注意してくれないけれど、心を研ぎ澄ませていれば、ちょっとした気配でも気付くことができます。自分が気付いていなかった、直したほうが良い点に。
「あ、自分はこういうところがあったのか! 初めて気付いた!」
気付ける心、素敵です。
気付けなければ、始まらない。
まず気付くことが第一歩。
そして、気付いたら、そのことについて考えて、改めていったほうがいいなと思うのであれば、実行していく。
気付く⇒考える⇒実行
です。
「気付く」のに遅すぎなんてない
「ある程度の年齢になったら、考え方も生き方も変わらないよ」
という人がいます。
そんなことない!
と言いたいです。
そんなこと言ったら、せっかく気付けても、結局変われない人生のままですよ。
人は、若返ることはできないんですから。
そのままでいいならいいです。それぞれの人生ですもん。
でも、気付けたなら、その時がチャンス。
より心地よい人生を送っていくためのスタートラインに立てたのですから。
そう、たとえ明日人生が終わっちゃうんだとしても、チャンスは絶対につかみましょう。
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