「他人は自分を映す鏡」という言葉がありますよね。
この言葉には、いろいろ深い意味があると思いますが、今回は、
自分に対して他人がしてくれたことを考えたら、
自分が別の他人(相手)に対して、どうしたらいいのかがわかった、
という体験談を書きます。
うぅ、ややこしい表現ですね(;^_^A
つまり、やってもらった体験で、自分がやるべきことがわかった、です。
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目次
元気がない様子の知人から連絡が入る
某知人から、メールが届きました。
どうやら元気がないような、落ち込んでいるような様子。
どうしたのか、と聞いてみたところ、
”状況がよくない”
といったような返事が。
そこで、
「どうしたいのか?」
と尋ねたところ、
「わからない」
という返事。
具体的な提案をしてみた
状況がよくわからないけれど、大切な知人だったので、困っている様子なのを放っておくことができませんでした。
「どうにかしなければ!」
と思った私は、具体的な提案をしてみることに。
「××しますか?」
「〇〇しますか?」
などと。
ところが、なにを聞いても、
「いや、それはできない」
と否定してくる。
もー、それじゃ、どうにもできないよ!と、頭を抱えながら、ハッと思いつきました。
自分が周りに弱音を漏らしていたときのこと
私は自分が悩んでいる時に、周りに聞いて欲しくて、悩みを聞いてもらうことが多々あります。
自分の中だけで考えていると、頭がゴチャゴチャしてくるので。
または、自分だけではその悩みを抱えきれなくて、
「誰かー!」
と助けを求めてしまうのです。我ながら、弱っちいですね^^;
でも、だからといって、相手にどうにかして欲しいと思っているわけではないんです。
話を聞いてもらいたいだけ。
または、相手の意見を聞いて、自分の気持ちを整理したい。
話を聞いてもらえるだけでも、ありがたい、
励ましてもらったりしたら、もっとありがたい、
ひとりじゃないんだ、自分は幸せだなあと思えるんです。
そこで、某知人について、どうしたらいいのだろうと悩んでいた私は気づきました。
どうにもしなくていいんだ!
というか、
話を聞いていればいいんだ!
ということに。
きっと知人は、私に状況を変えるために動いて欲しいわけじゃない、
つらくて一人では抱えきれなくて、話を聞いて欲しいだけなんだ、と気づいたんです。
共感しながら、励ます
「あなたは正しい、あなたがつらいのはわかる」
と共感する言葉を伝えた後、
「もしも、さらに状況が悪くなるようなら、言ってください。どうしたらいいか、一緒に考えましょう!」
と伝えると、
”うん、わかった”
と返事が来ました。
私も、悩んでいる時に、
「一人で悩んでないで、何かあったら言ってきなよ!」
と言われると、涙が出るほどうれしいです。
だからといって、相手に甘えてどうにかしてもらおうとはしませんが、
というか、むしろ「この好意に甘えてはいけない」と思うのですが、
その気持ちだけで充分、うれしくてありがたいです。
他人を通して自分を知る
この件では、自分がしてもらってきたことを思い出し、相手に対してどうしたらいいのかに気づかされました。
同時に、私が相談したり、悩み事を打ち明けてきた知人たちの気持ちも体験できた気がしています。
そうか……、みんな、こんな気持ちになったのか……、
申し訳ない、そして、ありがたい……。
もう、周りには感謝の気持ちしかないなあ。。。
実はこの体験のほかにも、他人の行動から、自分の姿が見えてしまったことがありました。
そのことについては、機会があれば、また後日。
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