Lifework〜ライフワークで暮らす〜

好きなことを仕事にするためやってきた体験などを綴ります。私のライフワーク”伝えること”で、体験が少しでもお役にたてたらと思っています。

思うこと

自分のために頭を下げる親の姿なんて見たくない

投稿日:2018年2月2日

娘さんが逮捕されたことで、記者会見で頭を下げるタレントさんの姿を見て、思い出したことがあります。

私は特に優等生ではありませんでしたが、大きな問題を起こしたこともありません。悪いことをしたため親が呼び出されて、頭を下げてもらったこともありません。

そんな私ですが、自分のために頭を下げる親を見たくないと思った経験があります。



スポンサーリンク

出版されるはずの本が出版されなかった

その日に限って雪が降っていました。

そんなこともあり、雪が降りそうな今日、娘のために頭を下げるタレントさんを見て、思い出してしまいました。

以前、ここで書いているときのことです。

 

20代前半のころです。

出版社2社に声をかけられました。投稿した小説が良かったので、出版したい、ウチで書いてくれませんか、と。当時は作家不足だったということもありました。

1社にしぼるようにという編集さんのアドバイスに従いましたが、どうしたことか出版の話は延び延びになり、結果的に流れてしまいました。

そこで父親が心配して周りに相談したようで、某出版社のエライ方を知っているという知り合いの方が、そのエライ方を紹介してくれるということになりました。

紹介してくれた方と、父親と私と、エライ方を訪ねました。先にも書きましたが、その日に限って雪が降る寒い日でした。出版社前で待ち合わせをしました。

エライ方は、当時の私から見ると、本当にエライ方という感じでした。父親は見下されたようなことを言われても、笑いながら、その方と話していました。

心が痛みました。私のために、こんな状況になってしまっているんだ、と。

話が終わり、出版社前で知り合いの方とも父親とも別れました。

「本、出るといいなあ」

雪の中で、父親が言っていた姿が記憶の中にあります。

私は思っていました。もういい。もし本が出ないとしても、こんなのは耐えられない。自分のために、見下されても頭を下げている親の姿なんて見たくない。それなら本なんて出なくていい。

「大丈夫」にならならなくちゃと思った

エライ方は編集部に私の小説を紹介してくれたようですが、まるで相手にされませんでした。

「(エライ方とは)どんな関係なんですか?」と、(嫌味のように)言われた記憶があります。

結局、持ちかけられた”本が出版されるという話”は、そこで途絶えました。その後、某賞に入選したり、作品が単行本に掲載されるようなことはありましたが、その先につながっていくようなことにはなりませんでした。

この雪の日の一件があってから、親に対しては、心配されたくない、心配をかけるような報告もしないようにしよう、「私は大丈夫」という顔をしていなければと思うようになりました。

過剰な罪悪感を持たなくていい

私は少なからず、”謝罪”ではなくても、自分のために頭を下げている親に対して罪悪感を持ちました。申し訳ない、と。自分がダメだからだ、自慢の娘になれなくても、せめて心配をかけるようなことはしたくなかったのに。

しかし父親は娘のためになると思ってやってくれたことだと思います。

良かれと思ってやったことで、娘がずっと罪悪感を抱えてしまうことになるなど、予想したでしょうか。

「(親に)心配をかけないように生きていこう」という気持ちは、間違ってはいないと思います。

しかし過剰な罪悪感は必要ないと気づきました。

 

人は自分を映す鏡だと考えると、私もまた「良かれと思ってやったこと」で、誰かに罪悪感を持たせてしまったことがあるのかもしれません。自分では全く気づかないうちに。

なんて怖いことだろうと思いますが、「良かれと思ってやっている」なら、今後やってしまっても、気づけない可能性が高いです。

 

この世のことは巡り巡っている、自分が誰かにしたことは自分に跳ね返ってくる。

自分がやったことが正しいにしろ間違っているにしろ、正しい間違っているの基準なんてないにしろ、なんらかの形で自分に戻ってくる。

世の中のことが巡り巡っているのなら、まずは自分自身が「過剰な罪悪感を持たないこと」からやってみるしかないのかもしれません。

 

 

更新報告はtwitterから!フォローお願いします!



スポンサーリンク

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

-思うこと

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

死ぬな!つらいなら学校なんて行かなくていい。

新学期が始まる9月1日には、自殺してしまう子供の数が多いのだという。 日本には三大義務というのがある。「教育」「勤労」「納税」。 これは、最低限の読み書き・計算ができるような「教育」を受けたら、 社会 …

「正規雇用」という働き方が最善なのか?

不景気だなあ、仕事がないなあ、と感じる一方で、企業は「人手不足」だという。 非正規雇用が増えてきたなあと感じる一方で、「正規雇用が増加」しているという。 私と、私を取り巻く環境が不景気なだけなのでしょ …

夢では食べていけない、でも夢をあきらめたくない

「好きなことを仕事にしたい」 と考える人は多いと思います。 このブログも「好きなことを仕事にする」ということをテーマにしています。 しかし現実問題として、好きという気持ちだけでは稼げない状況というもの …

「私(わたし)」を多く使うのは自己顕示欲が強い証拠?

会話の中で「私」という言葉を多く使っていたことがあったらしい。 例えば、 「私は、××と思う」 というふうに。 「”私”って言葉を使うの止めなさい!」 注意を受けて、初めて気づいた。え? そんなに「私 …

価値観がわかる心理テストで結果が逆転!?川を渡る女

何年も前に話題になった心理テストらしいのですが、私は昨年知って、人それぞれの解釈の違いに驚きました。 そしてさらに、別バージョンがあることを知り、自分の心理テスト結果も大逆転。人の心の複雑さについて考 …



スポンサーリンク

管理人:mari(@Ruca_moon)
ライター、編集、企画、イラスト描き、タロットカード占い師、ムビラ演奏♪ 書いて描いて占って弾きます♪ 複数ブログ運営中☆
クラウドワークスID:wind888

もっと活動内容がわかるプロフィール