いくつか応募をして、
やっと「これなら紹介できます!」という連絡がきました。
某国家試験の採点作業でした。
ちなみに派遣社員を始めるにあたり、
「自分が興味あることしかしない」
と決めていました。
自分の力だけでなにかを始めることができないのなら、
雇われ人になって働いて生活費稼いでいくけれど、
せめて自分が興味があることをしようと思ったのです。
採点作業というのはしたことがなかったので、ぜひやりたいと思いました。
しかし時給は安かったです。
普通にアルバイトしても同じくらいはもらえると思います。
それでも興味があったのと、
とりあえず働かなくてはと思ったので受けることにしました。
しかし、フルタイムではなく、週3日か4日くらいの仕事でした。
そのうえ、時給も安く、
「空いた日にほかの仕事をしたほうがいい」
と思ったので、単発作業を専門にしている派遣会社に登録に行きました。
当時は派遣法が「日雇い仕事」に条件をつけていなかったので、誰でも単発の仕事ができたのです。
ちなみに、2012年10月1日から施行された改正労働者派遣法では、日雇派遣が原則禁止になりました。
60歳以上か、学生か、自身の収入あるいは世帯収入が500万円以上の人以外は単発の派遣仕事はできなくなったのです。
業種にもよりますし、条件もあるようですが。
派遣スタッフ同士では、
「この派遣法、誰が喜ぶの?」
という話になりました。
「単発なら働ける」
という派遣社員と、
「単発で雇いたい」
というクライアントの需要と供給が一致しているのだから、単発禁止にする意味がよくわかりません。
派遣社員側の希望としては、
「派遣でも交通費全支給」
とか、
「派遣社員でも何年か以上やったら、ボーナスがもらえる」
などとしてもらえたほうがありがたいです。
特に、交通費は全支給にしてもらえると嬉しいですね。