なぜ、ほかのスタッフにはあった異動の話が、私にはなかったのか。
私はほぼフルタイムで働いていたため、SVさんから、いろいろな業務を教えてもらっていたんですね。
同じ時給で、なぜ私がこんないろいろな業務を、、という気持ちはありましたが、
それだけ信頼されているということかもと思い、業務に励んでいたのです。
派遣スタッフの運命って、クライアントのSVさんに気に入られているかどうかが大きいです。
どんなに経験者で仕事に慣れていても、気に入られないと、
「あの人、いらない!」
って切られちゃうんです。
私の場合はありがたいことに、気に入られていて、
「●●さん(私の名前)には、全部教えてあるから、他に異動させないで!」
ってSVさんが言ってくれてたんです。後で聞いた話ですが。
まあ、その職場の雰囲気は気に入っていたのでいいのですが、異動できれば交通費も3分の1くらい、通勤もずっと楽になるので、異動してもよかったのですが。
なんといっても、交通費だけで2日半くらいの給料分になっていたので。
そのことを友達に話すと、
「えっ、なに、それ! だって、その人(SVさん)が今後の雇用を保障してくれるわけじゃないんでしょ?」
と言われました。
そうか、信頼されていてうれしいとかではなくて、もっとクールに考えなくてはいけないんだなと思いました。
先に異動になった他のスタッフに遅れること数か月、私も異動することになりました。