自由に自分らしく生きていく

緊急入院を経てやっと自分らしく生きられるようになりました。体験からの学びをシェアすることが、少しでも生き苦しさから放たれ、自由に自分らしく生きていくことのお役にたてたら幸いです。☆寝たきりから回復中ライター・校閲、心理カウンセラー、ムビラ弾き♪

思うこと

「ラク」に慣れるとどんどん贅沢になっていく

投稿日:

カーナビが無かったころ、方向音痴の私は車を運転するとき、必死に地図をチェックしていました。

「×個目の道を曲がる」
「目印は〇〇」
メモ書きを見えるところにぺたぺた貼って運転スタート。

今ではすっかりペーパードライバーになり、
運転のために地図を見ることは無くなりました。

ナビに頼ることが多くなって、
地図を理解して目的地に向かうという努力をしなくなって、
さらに方向音痴が加速するのではないかと心配になることがあります。要らない心配のような気もするのですが。

同じように、ラクなことに慣れたらどんどん贅沢になった体験談をつづります。



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MRIを初体験

2019年11月の緊急入院にあたり、
そこから救急車搬送されることになった病院と、
緊急入院先の大学病院と、
転院したリハビリ病院、
それぞれでMRIを撮影しました。

MRIも入院も救急車も、もちろん手術も人生初体験。

MRIとは,磁気共鳴画像(Magnetic Resonance Imaging)の略です。エックス線は使用せず,強い磁石と電磁波を使って体内の状態を断面像として描写する検査です。特に脳や脊椎,四肢,子宮・卵巣・前立腺といった骨盤内の病変に関して優れた検出能力を持っています。

愛知医科大学病院

MRI撮影のときは、暗くて狭いところに頭を入れます。

閉所恐怖症、暗所恐怖症だったら無理!な感じ。

そしてゴンゴン大きな音がする中、数十分じっとしていなければなりません。(”ごっくん”すらダメ)

苦手な人は本当にできないみたいなのですが、私は最初の病院、次の大学病院では難なく乗り越えられました。

ところが、転院先のリハビリ病院では大苦手になっていたのです。

理由は・・・
大学病院のMRIが快適過ぎたから。

大学病院のMRIはヘッドフォンから「癒しの音楽」が流れていました。

ガンガン音を聞いているのと「癒しの音楽」を聴いているのとは全然違って、
大学病院入院中(1ヶ月半ほどでしたが)にその心地よさに慣れてしまったらしいんですね。

で、転院先のリハビリ病院でMRIをやったときに、パニックになったっていう。

何度か撮影を止め、看護師さんの手を握り、口パクで(声が出せない状態だったため)、「無理ー、無理ー」と訴えたほど。

やらなくて済むならやりたくなかったけれど、どうしても乗り越えなくてはならなかったため、自前の「妄想が得意」を活かして、「癒しの音楽」が流れていることをイメージして、「妄想癒しの音楽」が脳内を流れる中で無事に撮影を終えました。

MRI、大丈夫だったのに・・・。

大学病院の快適なMRIに慣れてしまったため、感覚が贅沢になってしまったようです。

ゼリー状でも美味しかった

入院してから2ヶ月半くらい、口から食事が摂れませんでした。

栄養はチューブで鼻から。

カロリーさえ摂っていれば良いってものではない、やっぱり口から食事を摂ること、すっごく大切だと思います。

食べて消化するということが、どれだけ体の機能を働かせて活気づけるのかっていう。。

食べられない間は、美味しい料理の写真を眺めて過ごしていました。

唯一、リハビリで口にできるスプーン1杯の水がどれだけうれしかったことか。

やっと口から摂る食事を再開した最初のメニューは忘れもしない「豚の生姜焼き」。

本物ではなくて、生姜焼き風味のゼリー。

普通だと食べてみたくもないと思いますが、そのときは美味しかった~^▽^

出されたゼリー状の食事をたいらげました。

ところが、ゼリー状のメニュー(なめらか食という)も慣れてくると、苦痛に。

カロリーを上げるためにメチャ甘いゼリーが2つもついてきて、完食するのに必死。

1週間でステップアップして、普通の食事が摂れるようになったのでホッとしました。

うどん美味しかった。カレー美味しかった。ラー油としょう油たっぷりの餃子は美味しすぎて泣きながら食べた。(食事制限はないので)

食べられなかったとき、一番食べたかったのは「ハンバーグ」でした。

病院メニューでハンバーグが出てきたけど、食べたかった肉っぽいハンバーグじゃなかった。
「違う! もっと肉っぽいハンバーグが食べたい!」

食べられなかったときは、「とにかく食べたい」だったけれど、食べられるようになると「これは嫌」「もっと××が食べたい」と思うようになってきました。

退院してからはよろよろしながらも自炊で、好きなものしか食べていません。肉好きなので肉はほぼ毎日、でも魚はほとんど食べていない。味付きご飯じゃない白米も、ほとんど食べていない。

高級な食事はしていないけれど、食べたいものを食べる贅沢。食事の選り好みをする贅沢。

初心を忘れないことが大切

「ラク」に慣れていくと、どんどん贅沢になっていくことに、ふと「これで良いのだろうか」と考えてしまいました。

でも、「これで良い」のだと思います。楽しいこと、幸せなこと、ラクになることはどんどん取り入れていけば良い。

ただ、贅沢になるばかりで、どんどん上を望んで、今までを忘れてしまうのは良くないかなって。

以前、「迷ったら原点に戻れ」というブログを書いたのですが、
迷ったときに原点に戻ると解決できることは、割りと多いかもしれないです。

そんなわけで、感謝の気持ちにあふれながら、今日も美味しい食事をいただきたいと思います♡

ライター、心理カウンセラー・タロット占い、ムビラ弾き♪自由に自分らしく輝けるお手伝いをします☆
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