自由に自分らしく生きていく

寝たきりから回復中ライター・校閲、心理カウンセラー、ムビラ弾き♪自由に自分らしく輝きながら生きていく☆ライフワークの”伝えること”が、少しでも「生きること」「生きていくこと」のお役にたてたら幸いです。

日々

小さな正義感がトラブルを起こしていないだろうか?

投稿日:

先ほど買い物をしました。

そのうちの1つのお店で3つの商品を買ったのですが、2つ分しか精算されていなかったんです。

つまり、2商品分の料金で3つの商品をゲットしてしまった。

さて、その後に何が起きたでしょうか?

「考えすぎだよ」と言われそうですが、「どうでもいいことを考える」のが私の個性であり、それを失ったら私ではなくなりそうな気もしているので、考えすぎるほど考えてしまいました。

興味があれば、読んでみてくださいませ。



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レジを離れた後、払った料金が安すぎると気づく

精算したときにすぐ気づけばよかったのですが、精算を終え、レジを離れたところで、ふと気づきました。

「アレとアレとアレを買って、××円……。ん? 安すぎない?」

 

立ち止まってレシートを確認。

2つの商品分の金額しかプリントされていませんでした。

「ん? 元々2つだけだっけ?」

レジ袋の中を確認。

3つの商品が入っていました。

レシートに入っていなかったのは、チョコレートバー。約100円。

さて、こんなとき、どうしますか?

「さあ、どうする?」と試されているような気になる

こういうとき、試されているような気持ちになります。

「やった! 100円得した! ラッキー!!」

と、その場を離れても、誰もとがめないでしょう。

後で、店側では計算が合わないかもしれませんが、それが1本のチョコレートバーで、誰がレジを打った分で、誰が買っていったものなのか、気付かれることはなさそうです。

いえ、もしかしてわかってしまうかもしれませんが、店から連絡が来る、もしくは店員さんが追いかけてきて、

「お客様! あと100円払ってください!」

と言われることはなさそうです。

そう、知らんぷりして「ラッキー!」と、その場を離れることが可能。

 

だからこそ、試されているような気持ちになるのです。

「誰も気づいていないけれど、自分は気づいているよね? 自分の心はごまかせないよね? お金払わないで持ち帰るのはダメなことだよね? どうする?」

レジに戻ってみるものの、混んでいた

私が選んだこたえは「レジに戻って、チョコレートバーの料金を払うこと」。

ところがレジに戻ると、私が精算したときは空いていたレジに行列ができていました。

しかも、レジ担当者は何人かいて、レジ周辺もゴチャゴチャしている。

そこに潜り込んでいって、事情を説明するのも……。

うーん、どうしよう……。

 

考えていたところに、ほかの店員さんが通りかかりました。

新人さんらしき、若い女性。

「あの……」

すかさず声をかけて、事情を説明しました。レシートと商品を確認する店員さん。

「あっ、本当ですね! 申し訳ございません。では、そちらのレジで私が精算しますね!」

店員さんは、ササッと手際よく、精算してくれました。

「申し訳ございません」を繰り返す店員さんに「いえいえ、とんでもないです」と返して、店を出ました。

「正しいことをした」と気分良くなったものの……

きちんと精算をし直した後、ちょっと気分が良くなりました。

自分の心に嘘をつくことなく、正しいことをやった満足感があったというか。

 

だけど、店を出て歩きながら考えてしまいました。

たかが100円、されど100円。

精算をし直したことで、私の中の正義感は満足しました。

だけどその小さな正義感が、もしかしてトラブルを起こすことになっていたりして、って。

 

最後に精算してくれのは、明らかに新人店員さん。

間違ってレジを打ったのは、どちらかというとベテラン店員さんです。

店内の人間関係はわかりませんが、レシートを確認した新人店員さんは、誰が打ち間違えたのかわかったはずです。

2人の仲が良好で、新人店員さんが先輩のミスを自分の中だけにおさめたかもしれません。

しかし、2人の仲が良好ではなかったら??

 

いえ、良好だったとしても「先輩、レジ、打ち間違えていたので、私が対処しておきました」と報告された場合のベテラン店員さんの心境は??

もしかしたらベテラン店員さんは、

「もう! 100円くらいのことで、わざわざ申告してこなくてもいいのに! 私の面目丸つぶれだわ!」

などと思うのでは。

私の小さな正義感は、喜ばれるどころか、怒りを生みだすことになってしまったのでは。

 

などということを、想像力をたくましくして(というか、私にとっては普通に)考えてしまいました。

「100円くらいのこと、イチイチ得意そうに申告してこないでよ!」

と思われていたら、100円くらいのことで「正しいことをした」と気持ち良くなっている私は滑稽です。

 

ミステリー小説のネタになりそうな気にもなってきました。

「そんなことが?」と思われそうですが、日常の些細なことがトラブルを生むのだと思うので。

 

でも今回のチョコレートバーについては、事件に発展しないことを祈ります。(-人-)

 

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