「好きなことを仕事にしたい」
と考える人は多いと思います。
このブログも「好きなことを仕事にする」ということをテーマにしています。
しかし現実問題として、好きという気持ちだけでは稼げない状況というものもあります。
「じゃあ、好きなことを諦めたほうがいいの?」
「仕事になるくらい、好きなことを突き詰めればいいの?」
と悩んでしまったりもしますよね。
スポンサーリンク
目次
自分はどんな方法で生活費を稼げるのか
結論からいうと、例え「好きなこと」で稼げなくたって、「好きなこと」はやめられないですよね?
「好きなこと」は多少無理しても、続けていくべきだと思います。
今のままの状態で続けるのが困難なら、方法を変えて「好きなこと」を続けていくことを考えたら良いと思います。
今のままの状況でも続けていけることなら、その「好きなこと」を続けていけば良いと思います。例え、そのことで稼げなくても。
反対に、諦められる程度の「好きなこと」なら、諦めたら良いと思います。
好きなことで稼げない場合の仕事の探し方
「好きなこと」で稼げないなら、ほかの手段で稼がなくてはなりませんよね。
そこで考えなくてはならなくなってくるのが、生活費を稼ぐ手段です。
「好きなこと」をやっていても仕事にならない、稼げないのであれば、ほかの手段を使って稼がなければなりません。夢では食べていけないっていうやつですね。
その場合、「好きなことを仕事にする」は一旦置いといて、逆から考える必要があります。
つまり、「好きなこと」ではなくて、
- 絶対、やりたくないこと
- できないこと
はなにかを考えます。
人それぞれ、違うと思います。
例えば私の場合は、学生時代に立ち仕事のアルバイトをしていたことがあります。
職場の人間関係も仕事内容も良かったのですが、
「フルタイムで立ち仕事は無理だな……」
と思いました。
学生アルバイトの2~3時間はちょうどよかったのですが、ずっと立ちっぱなしは無理と感じました。座りっぱなしもキツイですが、ずっと立ち仕事はもっとキツイ。自分にはできないと思いました。
そのつながりで、軽作業系の仕事も1日アルバイトくらいなら良いのですが、フルタイムでは無理と感じました。
あとは、物を売り込む営業的な仕事も無理かなと思いました。
なにかを探している人に、そのアドバイスをする仕事はできますが、欲していない人にアピールして買わせるという仕事には、やりがいを感じないし、したくありません。
金額の大きさでもないし、単調で堅苦しいのも苦手
学生時代のアルバイトを通して、ほかにも自分ができない仕事に気づきました。
あるとき、少しでも時給が高いアルバイトに就こうと思い、働き始めました。
ところがそこの人間関係がイヤで、行くのが苦痛に。
結局、続かず辞めてしまいました。
少しくらい時給が良くたって、1日行くのも苦痛な仕事では結果的には稼げません。
また、デスクワークでじっと作業をするアルバイトに就きました。
そこは人間関係は良かったのですが、決められた場所で、じっと決められた作業しているのが苦痛で、やはり長く続かず辞めてしまいました。
そういったアルバイトを通して悟ったのは、
- いくら時給が良くても、1日いるのもツライ職場では働けない
- 堅苦しい職場では働けない
でした。
こう考えると、できることが少なすぎる……TT
会社は基本的に自分の好きなことをする場所ではない
こんな私ではありますが、できる仕事と、通うのが苦痛ではない職場という考え方で折り合いをつけて、雇ってもらえる会社で社員として働いてきました。
お給料を頂いて働くわけですから、もちろん精一杯の気持ちで働いてきました。
私は、会社勤めというのは自分が好きなことをする場所ではないと思っています。
自分が経営者であれば別ですが、雇われている身であるならば、経営者が会社を運営するにあたってして欲しいといわれた仕事をこなすことが大前提。要求される労力を提供することです。
仕事をやりやすいように、もっと業績が上がるように提案することもありましたが、それが通らないからといって、「こんな会社では働けない」とは思いません。
会社や経営者には、いろいろな事情があるのでしょうし、その会社の仕事がイヤなら辞めればいい話です。
上の悪口や不満を言いながら、たいした仕事もせずにお給料はもらうというのは本当に醜い。
自分が経営者だったら、そんな人には早く辞めて欲しいです。
まあ、こんなふうに考えていますが、会社勤めを通して学ぶことも得ることもたくさんありました。
雇ってくれた会社には感謝です。会社が続いていて、そこで働くことを許されていたなら、「何か違う」と思うことはあっても、会社員を続けていたでしょうね。
私にとって会社勤めの醍醐味は、会社にとって生産的な仕事をこなし、自分がチカラになれていると感じられることです。
好きなことをするために転職を繰り返すのは違うような気がする
会社勤めをしながら、その会社で好きな仕事ができないからといって転職を繰り返すのは、なんか違うと感じています。
上でも書きましたが、会社は基本的に、雇われ人が好きなことをする場所ではありません。
自分が好きな仕事をしたいのなら、責任を背負って、自分で起業でもするべきです。
でも自分でやってもできないから、会社勤めをするんですよね。
会社勤めでの仕事が、自分の夢の実現の場にならないからといって、不満をいうことには違和感を覚えます。
雇われてお給料を頂くのなら、ある程度の妥協が必要。
夢がない話ですが、それが不満なら辞めればいいです。その理屈が通じるのか、一人になって試してみればいいのです。
好きなこと、我慢できること、得意なこと、向いているといわれること
好きなこと、我慢できること、得意なこと、向いているといわれることは一致しないことも多いでしょう。
この中のどれかで生活費を稼げれば良いと思います。
「好きなこと」で稼げなければ、我慢できるのはどんな仕事かを考える。我慢できない仕事では、どんなにお給料が良くても病気になってしまいます。
好きなこと=得意なこととも限りませんが、得意なことで稼げる道があるのもいいですね。
また、自分では意識していなかったけれど、人から向いているといわれることが案外適職の場合があります。
「好きなこと」を仕事にすることだけに縛られず、「好きなこと」を続けていくためにも生活費を稼ぐ仕事探しは大切。
生活費を稼げる仕事を得ることは、とても大切。
居心地の良さ最優先
職種、報酬など、それぞれ生活費を稼ぐための仕事選びの基準はあると思います。
それぞれの事情や価値観で基準が違っていいと思います。
私の場合はですが、
居心地の良さを最優先
しています。
報酬が少し良くたって、合わない人間関係の中で仕事をするのは耐えられない。
向いていない仕事で、こなすのがツラすぎる仕事は続かない。
オフィスに通う仕事であれば、通うのが苦痛ではない仕事、
自分で受注する仕事であっても、こなすのが苦ではない仕事を選びます。
内容が「すごく好きな仕事」ではなくても、雇ってくれているクライアント(または会社)のチカラになれるように全力を尽くします。
それがやりがいにもつながります。
心に負担がかからず、たまにほっこりできれば充分しあわせ。
好きなことを仕事にしたい!だけにとらわれず、
人間関係や居心地の良さを最優先させて生活費を稼ぐ仕事選びをしている、
こんな考え方も参考になれば幸いです。
以前、こんな記事も書いています。
更新報告はtwitterから!フォローお願いします!
Follow @Ruca_moon
スポンサーリンク