台風一過。
気圧の影響なのか、頭痛がして、集中力がキープできないのですが、もしかしてこういう悲しいすれ違いをしている人もいるのかもしれないと思い、書きます。
思いやっているつもりが、相手には全然伝わっていないこともあるというお話です。
単に意識の違いなのだと思いますが、お互いにこんなすれ違いをしているのは悲しいかなって。
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目次
子供側は不満を抱えている
「普通、親だったらさあ、子供のことを想って、××してくれるものなんじゃないの? なんで、それをしてくれないの? うちの親はおかしい」
親子関係でありがちな子供側の不満です。
相手が親だからこそ、期待してしまうこと。
もっと子供のことを想って、もっと××してくれるのが普通なんじゃないの?
それなのに、なんでうちの親はしてくれないの? おかしい!
まあ、確かに。
親は子供のためになるようなこと、子供が困らないようにと想ってくれてもいいはずだと思いがち。
しかし、こういう話を聞いて、私は「うむ~、でもさあ」と思ってしまったのです。
しかし親側は充分やっていると思っている
なにを、
「うむ~、でもさあ」
と思ったかというと、
親側は充分、子供のことを想っているつもりなんじゃない?ということ。
親が子供の頃には、
- 充分に食べさせてもらうこともできなかった
- もっと勉強したかったのに、学校に進学させてもらえなかった
だから、自分の子供には、
- お腹いっぱい食べさせて、ひもじい想いをさせないように
- 学校にも進学させて思う存分、勉強できるように
と思って育ててきた。
そして、ひもじい想いもさせず、行きたいという学校にも進学させた。
なのに、なんの文句があるのか!
が、親の気持ちなのではないかと。
再び、子供の想い
しかし、子供側は、
- お腹いっぱい食べる
- 学校に進学する
なんて、当たり前と思っているんですね。
そして、それ以上の、それにプラスしての愛情を求めているんです。
もっと、子供のためを思い、状況を整えてくれてもいいじゃないか、とか。
充分やっていると思っている親側と、それ以上を求める子供のすれ違い
このすれ違い、悲しくないですか?
だって、親側は、自分のようにつらい目に遭わせないように、充分やっているつもりなんですよ。
なのに、子供には不満をぶつけられる。
感謝されないまでも、
「なんで? 充分やっているのに、なにが不満?」
という気持ちになってしまうのではないでしょうか。
どっちが悪いわけでもないけど、さまざまな状況で起こりうること
このすれ違いは、親子関係だけではなく、さまざまな状況で起こりうることだと思います。
大切なのは、
相手の立場や背景を想う想像力を持つこと
そして、
なにかをしてもらうことを当たり前だと思わないこと
なのではないでしょうか。
親子関係であったって、やってもらって当たり前ではないですよ。
やってもらったら、ありがとうですよね。
それは友だち関係だって、夫婦だって、恋人同士だって、知り合い同士だって、職場でのことだって同じこと。
「こうしてくれて当たり前」
なんて思ってしまうから、不満も生まれてしまう。
逆に、
やってもらって、ありがた迷惑
のこともあるので、人との距離の取り方は難しいです。
出すぎず、出なさすぎず、を心がけていきたいものですね。
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